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役者さんたちとのアレクサンダー・テクニーク

" アレクサンダー・テクニーク "

2018年2月17日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

仮免実習中のアレクサンダー・テクニーク、グループレッスンの2団体目は地元江古田で活動中の劇団のみなさまです。

アレクサンダー・テクニークを始めたF.M.アレクサンダーさん自身、100年くらい前のオーストラリアでシェイクスピア劇を専門とする俳優でした。

 

舞台の途中で声が出なくなり、医者にかかっても原因が分からず、困り果てた末に自分で声を取り戻す方法を見つたのが始まりです。

 

そこから、あらゆる人間の動作に応用、発展して、今日のアレクサンダー・テクニークがあります。

 

なので、役者さんのように声も使うしあらゆる動作もしなければならない職業の方々には、もともとアレクサンダー・テクニークは相性がいいと言えましょう。

 

とは言え、ハリ弟子は演劇の経験ゼロです。

 

そんな人間が役者さんに何の手助けができるでしょうか?

 

直前まで頭は真っ白、緊張していましたが、素晴らしい参加者のみなさまに救われて、やってみたら何とかなりました。

そんなつたないレッスンでしたが、1つ印象に残った場面がありました。

 

高い声をきれいに出したいというある参加者の方にハンズオンをして、下の音から順々にオクターブ上まで上がってもらった時、突然、その方が「あ、分かった!」と叫びました。

 

「やめようと思ってたけど、やっぱりお芝居続けようと思う!」

 

アレクサンダー・テクニークのレッスンでは、時々、こういうことが起こります。

 

ある心理学では、性格とは「個人を特徴づけている行動様式」と定義するそうです。

 

いろんな定義があるので、全員が同意する定義ではないかも知れませんが、ハリ弟子が学んだものの中にはこういう定義がありました。

 

「行動」と言うと、腕を上げるとか膝を曲げるとか分かりやすいものを思い浮かべますが、体幹の姿勢維持パターンとか、知らない人の前では腕を脇に寄せてしまうとか、人が無意識にとっている微細な動作も含めると、思考と動きには実に密接な関係があることが分かります。

 

人には「自分はこういう人間である」という考えと、それとセットになった「体の動かし方(または動かなくさせ方)」のパターンがあります。

 

これを逆転させると、もともとの「体の動かし方(または動かなくさせ方)」のパターンを変えると、「自分はこういう人間である」という考えが変わる可能性があります。

 

先の参加者の方も、おそらくは体の変化があって「お芝居を続けよう」という考えの変化が起こったのだと思います。

 

そして、その脈絡のなさがまたアレクサンダー・テクニークぽくもあります。

 

我々は自分でも気がつかないうちに、感情を「して」いるし、体で「考えて」いて、心と体を別々にして生きることはできないのです。

 

トラウマなど、メンタルな問題にアレクサンダー・テクニークを応用してサポートできるのも、こういうことなのでしょう。

 

しかし、人によっては、ハンズオンであまりにも別の体の使い方を提供されると、別の人格にされるように感じて不快な思いをすることもあります。

 

ハンズオンで気をつけなければならないことの1つです。

 

それにしても、役者さんたちのグループはすごい!

 

このような場面でも、そういうものだよねという感じで自然に受け止めていました。

 

自分ではない別の人格が考えることを考え、やることを具体的な動きとして自分がやる、そういうことを日頃から追求されているからだと思います。

 

ハリ弟子の方がよほど勉強になる体験でした。

 

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

カテゴリー: アレクサンダー・テクニーク. タグ: .
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