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あえて気づきに行かない勇気

" アレクサンダー・テクニーク "

2018年3月10日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

今、キャシー・マデンというアレクサンダー・テクニークのベテランの先生が来日しています。

 

キャシーはアメリカのワシントン大学で演劇とアレクサンダー・テクニークを教えています。

 

ワシントン大学の教員紹介ページ

 

毎年、Body Chanceで教えるために来日していて、今月はキャシーのレッスンを多く受けられる月間です。

 

さっそく、ハリ弟子も行ってきました。

 

今日のワン・ポイントは「気づき」について。

 

アウェアネス何とか、マインドフルネス何ちゃら、とかくこの界隈では「今ここでの何たらに気づいていて」といった言い回しをよく使います。

 

アレクサンダー・テクニークの世界でも、ご多分にもれずよく使われる言葉です。

 

始めのうちは屈託なく「分かりません、何も気づきません」と言えるのですが、周りの人が「左足が突っ張っていました」とか「骨盤底の感覚が変わりました」とか言うのを聞くと、自分も何か気づけないとだめなんじゃないかと思い始めます。

 

で、どうするかと言うと、わざわざ気づきに行くようになります。

 

しばらくすると、自分も「ふくらはぎが突っ張ったような感じがして、、」とか、むりやりしょうもないことを言い始めて、何となくその場になじんでうまくやり過ごせる?ようになります(笑)。

 

キャシー自身は、わざわざ気づきに行く人が多いので、気づき(英語ではaware)という言葉はあまり使わないというようなお話でした。

 

また、レッスンにおいては先生から生徒に「何に気づいて(ここは英語ではnotice)いましたか?」と問われることが多く、その文脈があることで、生徒としては自分のできていないところ、悪いところを言わなければならないような気になります。

 

これについても、気づく(notice)べき対象に良し悪しの観点を入れる必要はまったくないことが重要と考えていました。

 

感覚的なものであれ、好き嫌いといった感情的なものであれ、考えや認識の仕方といったものであれ、何かに気がついたとしてもそれは良し悪しの前に単なる情報です。

 

その情報は次に何かをやる時の助けになるものです。

 

これは教える側の先生にとっても大事なところだなあと思いました。

 

生徒時代の経験から、できていないところや悪いところに気づいているべきだと思って先生になると、知らず知らずに、自分の生徒さんに悪いところを探させるような癖がついてしまいます。

 

情報に対しては、良し悪しとは離れたところでオープンでありたいものです。

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

カテゴリー: アレクサンダー・テクニーク. タグ: .
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