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聞いた、見た、動いた(外の世界へ)

" アレクサンダー・テクニーク "

2018年5月15日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

ピーターのアレクサンダー・テクニークの続きです。

 

何回練習してもうまく行かないことってないでしょうか?

 

例えば、鉄棒で前回りはできるのに逆上がりができない、といったように。

 

 

慣れ親しんだいつもどおりのやり方にこもることをピーターは”Comfort Zone(居心地のいい場所)にいる”と言って、生徒さんがそこから抜け出せるように働きかけました。

 

“Comfort”と言うと「快適な」くらいの意味ですが、自分にとって「しっくりくる感じ」と言ってもよいかも知れません。

 

しっくりくる感じというのは、過去の経験から来ています。

 

いつもどおりの慣れたやり方をした時にやってくる感覚です。

 

鉄棒で言えば、前回りができた時と同じ感じを求めて逆上がりをしてもうまく行きません。

 

前回りと逆上がりは別物だからです。

 

なので、逆上がりがしたければ、前回りでしっくり来ていた感じから抜け出さなければなりません。

 

アレクサンダー・テクニークを学びに来る人は何かしらうまく行かないことがあるから来ます。

 

いつもどおりの慣れたやり方をしているからうまく行かないことは既に分かっています。

 

なのに、実際にやろうとすると、しっくりくる感じをついつい求めてしまいます。

 

癖とか習慣のなせるわざです。

 

うまく行ったことが今までないのなら、実際にうまく行ったら、その経験は今までしたことのないものになるはずです。

 

本当にうまく行かせようとしたら、しっくりくる感じを求める気持ちを何とかして回避する必要があります。

 

そのためにピーターは、視覚と聴覚を利用して、具体的に何かをいつも見て聞いているようにさせました。

 

 

 

さらに、体の動きとも連動させて、目の前で動くものを体ごと移動して見続けさせるようにしました。

 

実際にはピーターが生徒さんの周りで踊りまわっていましたが(笑)

 

こうすると嫌でも意識が外に向いて、しっくりくる感じを探す暇がなくなります。

 

「話す時の声の出だしをスムーズにしたい」

 

「細かい音のタンギングをそろえたい」

 

「高い音になった時の声をもっと響かせたい」

 

「内容の難しい本を黙読したい」

 

こう書くと信じがたいですが、こうしたさまざまなことが、見て、聞いて、動くことで良くなりました。

 

考えてみれば人間も動物ですから、外の世界に意識を向けて動いた方がシステムが機能しやすいのかも知れません。

 

こうしたことをレッスンするのに、ピーターは以前、時間の感覚を使おうとしたこともあったそうです。

 

しかし、時間ではうまく行かなかったので、空間を意識させる方法に変わったとか。

 

ピーターのレッスンは、筋感覚も解剖学も神経科学も触れない本当にシンプルなもので、料理で言えば、素材だけで勝負するようなものです。

 

にも関わらず、今すぐ始めることができて、実用的でとてもパワフルです。

 

早速、江古田でのレッスンに取り入れていますが、どうもいいみたいです。

 

今回の来日に居合わせることができて、ハリ弟子はラッキーでした。

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

カテゴリー: アレクサンダー・テクニーク. タグ: .
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