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考えることを増やす上達法

" アレクサンダー・テクニーク "

2018年8月6日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

先日バジルさんのグループレッスンを見学した時、上達し続けるために考えることを増やしていくという話が出ました。

 

初めて楽器に触れた時どこにどの指を置くのか、どう構えるのか、どう口にくわえるのか、どうやって音を鳴らすのか、全部1個1個考えないとできなかったはずです。

 

それが慣れてくると考えなくてもできるようになってきます。

 

そしたらその空いたキャパを使って別のことを考えます。

 

どうしたら割れないフォルテが出せるか、どうしたらきれいなピアニシモが出るか、どうしたら歯切れ良いスタッカートができるか、どうしたらスラーがきれいにつながるか、、

 

こういうことが高い精度でねらったとおりできるようになったら、その空いたキャパを使ってまた別のことを考えます。

 

作曲家がどんな人だったか、その曲が生まれたころの時代背景はどんななのか、その曲で表現したいストーリーは何か、そのためにフレーズをどうまとめるのか、そのために適切な技術をどう選んでどこで使うのか、、

 

こういうことも自分なりに満足なレベルまで考えられて、ふさわしい音楽になるよう十分な練習ができたとしたら、その空いたキャパを使ってまた別のことを考えます。

 

公演はいつどこでやるのか、会場の響はどうか、天気はどうか、誰と一緒に演奏するのか、聴衆はどんな人たちか、、

 

いわゆる「体に落とし込む」というのでしょうか、考えなくてもできるのが理想というふうに思いがちです。

 

でも本当は空いたキャパを使って前は考えられなかったことまで新しくどんどん考えていくのが、パフォーマンスを良くするためには大切という話です。

 

確かに、一流の音楽家の楽屋をのぞいたら直前までどんな演奏にするか議論し続けていたとか、そんな逸話を聞きますね。

 

また、技術的な側面に関して、はるか昔に身につけて考えなくてもできていた初歩的なことが突然できなくなるタイプの不調があります。

 

その楽器を始めたのが幼少時であればあるほど当時どう考えてそれができるようになったか覚えていないし、覚えていたとしても体格が相当異なる現在では有効でない可能性があります。

 

そんな時に「考えなくてもできる」を先取りして体にまかせてやってしまうと毎回が博打です。

 

自分がやっている動きをていねいに観察してどう変えたら結果が変わるのか、考えながら実行するプロセスにもう1度戻る必要があります。

 

じれったい作業ですが、これをやって不調を脱することができたら前よりクリアなプランにアップデートされているので、付随していろいろな技術がもっと先に行けるような、そんなきっかけになると思っています。

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

カテゴリー: アレクサンダー・テクニーク. タグ: , .
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