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bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

管楽器や声楽にとって良い姿勢!?

" アレクサンダー・テクニーク "

2018年9月25日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

アレクサンダー・テクニークでは「頭が前に上に(Head forward and up)」行くような体の使い方を推奨します。

 

表現が多少違うかも知れませんが、これは世界中どこのアレクサンダー・テクニークの学校でも共通です。

 

ハリ弟子が学んだBody Chanceでも、例えばバジルさんなんかは「頚椎と胸椎を屈曲させて、、もっともっとも~っと曲げて!さあこれで吹いて」とよくやります。

 

「頭が前に上に」とはだいぶ言い方が違いますが、でもねらってるのは同じ動きです。

 

ただですね、、

 

これってはたからはけっこう猫背でストレート・ネックに見えます。

 

生徒さんも異口同音に「だいぶ猫背な気がします」と言います。

 

でも吹くと全然いいんです。

 

当たらなかった高音がスパーンと鳴ったり、響きが増して聴いてるこっちまでビリビリ来たり。

 

ただの猫背とは何かが違うようです。

 

またハリ弟子は鍼灸学校で頚椎の生理的弯曲は前弯と教わっています。

胸椎はもともと生理的弯曲が後弯なのでいいです。

 

でも頚椎はどうなのよと。

 

もともと前弯しているものを屈曲させるとまっすぐになります。

 

それがストレート・ネックぽく見えてしまうわけです。

 

にも関わらず、音が良くなるし本人も楽と言います。

 

鍼灸学校の解剖実習では「たとえ教科書と違っていたとしても、目の前のご遺体が正しいです。」と解剖学の教授に言われました。

 

だとしたらこれも目の前で起こっていることが正しいのでしょう。

 

なんでこれで良くなるのか、これからしばらく考えてみたいと思います。

この記事を書いた人

2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。

2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。

はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師

 

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