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息のとおりみち

" アレクサンダー・テクニーク "

2018年9月27日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

今日は肺から喉までの息のとおりみちについてみてみます。

 

ハリ弟子の手元にある解剖学の教科書にはこう書いてあります。

 

「気管は第6頚椎の高さで、喉頭の輪状軟骨の下から垂直に下降する」

 

本当にそうかどうか確認してみましょう。

 

MRIMASTER.COMという海外のサイトに体のさまざまな部位をMRIで輪切りにして見せた画像が掲載されています。

 

MRIMASTER.COM

 

ここの画像のいくつかを使って、第2胸椎から第3頚椎までの気道の位置を横並びにして位置を比較します。

 

おそらく台の上にあおむけに寝そべって撮ってるので、のけぞったり背中丸めたりといった姿勢の影響はあまりないものと思います。

 

強いて言えば、立ってる時より脊椎が少し伸展気味になるくらいでしょう。

画像上の気道と椎骨の椎体をそのままソフトでなぞって、基準の高さをそろえて並べた上で元画像を消去するとこうなります。

 

気道は第2胸椎から第6頚椎まで一貫して前に上に向かうことが分かります。

 

これを骨格図に分かりやすく示すとこんな感じです。

 

垂直に下降は、、してません。

 

イメージとしては、息は体のほぼど真ん中にある脊椎(椎体部分)のすぐ前をなぞるように、後ろから前方向に斜めに上がって甲状軟骨(のどぼとけ)に向かうというのが実態に近そうです。

 

長いホースをところどころ曲げた状態で使うと水の出が悪くなり、まっすぐに伸ばしてあげるとスムーズに水がとおります。

 

これと同じことが気管にも言えて、おそらく頚椎、胸椎を屈曲させた方が気管が長く伸びることができて、息の通りに良い影響があるのではないかと、あくまでも推測ですがそんなふうに考えています。

 

ところで上の青い図に示した気道の位置の変遷、第3頚椎まで来ると再び後ろに下がっています。

 

元のMRI画像ではこの高さから舌骨が見えてきます。

 

舌骨は舌の土台になっているので、気道がそのまま上に向かおうにも舌根がじゃまになって通れません。

 

そのため、息はいったん後ろに行ってから口や鼻に抜けていきます。

息を後ろに通すそのやり方によっては、ここで不必要に道を狭くして、ホースが曲がった状態と同じようになってしまいます。

 

次回はこの問題を考えてみます。

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

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