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息の支えの意味(1)

" アレクサンダー・テクニーク "

2018年10月6日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

最近クラリネットを始めることで「息の支え」ということについて思うことがあったので備忘的に書いてみます。

 

息の支えについてはバジルさんのブログでも種々書かれていて、ハリ弟子の理解もこれに基づいています。

 

>>息の支えと、口の中の感覚

 

>>息の支えって、なんだろう?

 

>>【横隔膜の使い方と、息の支えを体感できるエクササイズ】

 

要は「呼気時の吸気的傾向」を意図的積極的にやるという解釈で、息を吸う時の動きをやり続けながら吐くということです。

 

具体的には肋骨を外に広げる動きと横隔膜を下げる動きをしながらお腹周りの筋肉を使って腹圧を高め横隔膜を上に押し上げようとするものです。

 

人により横隔膜を下の方で保持し続けながら上部肋骨をたたむ動きをより多く使って息を吐く場合と、上部肋骨を高い位置に保持し続けながら腹筋をより多く使って横隔膜を押し上げることで息を吐く場合があるように思います。

 

組み合わせ的には肋骨を広げる動きとたたむ動きを同時にやることもあり得ますが、個人的にあまりしっくりこないので図にはその方向の矢印は入れませんでした(でも、やる人もいるかも知れません)。

 

実は呼気時の吸気的傾向自体は誰でも無意識にやっています。

 

例えば、思いっきりブレスをとってリコーダーを吹いたら、小学生でもリコーダーに合った息の使い方になるよう勝手に調節するでしょう。

 

さもなければバーストしてピキーッ!となって終わります。

 

この調節が呼気時の吸気的傾向に他なりません。

 

これだけであれば楽器の種類や出す音の高さなどに応じて、その楽器を吹くための基本スキルとして誰でもが無意識に会得していくものでしょうから、一応ここでは息の支えとは区別して考えておきます。

 

息の支えと言った場合には、これをより意図的積極的に欲しい音を得るために使うものとしておきます。

 

上の図は呼気筋の力の量を青、吸気筋の力の量を赤にして、楽器を吹く時の力の使い方を模式的に表したものです。

 

左側はただ吹いた時、右側は息の支えを使って吹いた時です。

 

息の支えを使うと息を吸う動きをしながら吹くのでスタート地点がマイナスから始まることになり、吐く力を余計に使わないと音が出せません。

 

普通に考えたら欲しい音に見合った息を吐く力が正確に出せればそれでいいわけで、上の図の左側の青い力だけで足ります。

 

わざわざ呼気筋と吸気筋を拮抗させて結果として同じ量の力を得るのが余計なことをしてるように見えて、以前は息の支えのことをあまり信用していませんでした。

 

むしろ拮抗させることで変な緊張を生むんじゃないかと思ったり、、

 

でもこれをやりながら吹くとなぜか音が変わるので何か意味があるはずです。

 

長くなったので、次回、現時点で考えていること(あくまでも仮説ですが)をまとめます。

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

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