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人の役に立つためのアレクサンダー・テクニーク

" アレクサンダー・テクニーク "

2018年10月27日

 

こんにちは!ハリ弟子です。

 

ロナルド・カヴァイエというイギリスのピアニストがいます。

 

武蔵野音大の招きで1979年から86年まで日本に滞在し、その間に西山志風という大学教授と対話した記録が『日本人の音楽教育』(新潮社)として出版されています。

 

この中にアレクサンダー・テクニークについて言及があり、興味深いのはカヴァイエが「近年、英国のピアニストたちがたいへん注目している」と言っていることです。

 

あとがきによると西山氏との対話は1984年4月から85年11月にかけて行われており、この時点において近年、イギリスのピアニストの間でアレクサンダー・テクニークが注目される状況にあった、つまりそれ以前はそんなに知られていなかったということになります。

 

カヴァイエの書きぶりをみると、当時大きな期待をもって受け止められていたことが分かります。

 

アレクサンダー・テクニークのことを話す際、欧米の多くの音楽学校でカリキュラムに組み込まれていることによく触れますが(ハリ弟子もそのようによく話しますが)、当然ながらなんにでも始まりがあるわけですね。

 

これに関連して思い出すのはやはりイギリスのアレクサンダー・テクニーク教師ヴィヴィアン(Vivien Mackie)のことです。

 

ヴィヴィアンはRCM(英国王立音楽大学)を首席卒業した後、晩年のパブロ・カザルスに師事したチェリストでもあります。

 

こんな本を著しています。

 

どこかで読んだか(あるいは口頭で話を聞いたのか)うろ覚えですが、彼女はアレクサンダー・テクニークを音大などに広めるために無料でレッスンを提供したそうです。

 

ヴィヴィアンがアレクサンダー・テクニークの教師養成課程に学んだのは1970年から73年のこと。

 

これより後に音大で無料レッスンをして、そしてカヴァイエがたいへん注目していると言ったのが1984、85年ですから、この間にアレクサンダー・テクニークが広く普及した時期があったと推察されます。

 

こうした歴史のおかげで後学の我々はだいぶ楽をして人に紹介することができるのですね。

 

しかしちょっと気になることもあります。

 

欧米の音大で学んで帰国された方とお話しした時のこと。

 

当然、カリキュラムに組まれたアレクサンダー・テクニークを経験していますが、こう言われました。

 

「やったことあるけどよく分からなかった。」

 

「なんか役に立つの?」

 

その人たちがどんな先生のどんなレッスンに当たったのか分かりませんが、ハリ弟子なりに思うことはあります。

 

それは、アレクサンダー・テクニーク教えるのか、アレクサンダー・テクニーク演奏向上のお手伝いをするのか、ということです。

 

ヴィヴィアンが音大生相手に教え始めた時、そこまで明確に思ってたか分かりませんが、演奏家としての自分の体験からこれが演奏の役に立つと思って教えたのだと思います。

 

広めたかったのはアレクサンダー・テクニークそのものではなくて、これがつかえる・役に立つということだったのではないか。

 

教える側の目的がアレクサンダー・テクニーク教えるになると、全然演奏の役に立ってなくてもアレクサンダー的に好ましければそれで良しになってしまいます。

 

これでは学生もやりたいと思わないし、そもそも音楽学校がカリキュラムにする意味がないですね。そんな義理もない。

 

 

欧米の音楽学校にこれが導入されてすでに数十年がたっています。

 

歴史があるからこれからも安泰ではなくて、これからも音楽学生の役に立つものをアレクサンダー・テクニーク提供し続けないとそのうちに切られちゃうかも知れません。

 

健康保険の分野では、昨年、オーストラリア政府がアレクサンダー・テクニークを保険適用にするための補助金を廃止する意向を発表しました。

 

制度に乗っかることで妙な形での存続を図るのは愚です。

 

シンプルに、人から必要とされるものであり続けることを考えた方が建設的です。

 

そのために、目の前の生徒さんを理解し、その人のやりたいこと実現をどう手伝えるのか、真剣に考えるためにまずはアレクサンダー・テクニークを使うことから始めようと思います。

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音楽家のアレクサンダー・テクニーク 2 Days レッスン会

3月30日(土)9:30~12:30

セッションA:クラリネット・オーボエ・サックス奏者のための鼻抜け相談&レッスン会(アレクサンダー・テクニーク)

講師:楠 洋介(アレクサンダー・テクニーク教師/鍼灸師)

 

3月31日(日)9:30~12:30

セッションB:音楽家のためのヨガ&アレクサンダー・テクニーク(姿勢でわかること)

講師:楠 道子(アレクサンダー・テクニーク教師/ヨガ・インストラクター)

 

3月31日(日)13:30~16:30

セッションC:弦楽器奏者の悩みにこたえる相談&レッスン会(アレクサンダー・テクニーク)

講師:楠 洋介(アレクサンダー・テクニーク教師/鍼灸師)

 

いずれも場所は、スタジオI-LAB(渋谷区千駄ヶ谷3-21-6 外苑MKビルB1)

参加費(1コマ分)は、通常 7,000円、早割 6,000円(2月中のお振込)

※2コマ分ダブル参加の場合 → 通常 12,500円、早割 10,000円(2月中のお振込)

 

お申し込み、または質問・問い合わせを、お電話(080-5899-5203)またはメール(office@btune-hariq.com)よりお願いいたします。

 

アレクサンダー・テクニーク江古田レッスン会(第4回)

次回は、2019年4月7日(日)15時~17時 定員は6名まで

場所:江古田のbodytune鍼灸マッサージ院内スタジオ

参加費:4,000円

1人20分程度のレッスンを順番に行なって、みんなでシェアします。

申し込み、お問い合わせは080-5899-5203までお電話か、office@btune-hariq.comまでメールください。

または、お問い合わせフォームのページから送信いただいてもけっこうです(>>ご相談・お問い合わせ)。

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

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