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bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

学びの階段昇る

" アレクサンダー・テクニーク "

2017年7月31日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

今日の江古田は晴れ。暑い日が続いております。

 

 

気づいたら、5月からブログを更新していませんでした。

この間、ハリ弟子はアレクサンダー・テクニーク教師資格の試験に集中していました。

 

ハリ弟子の通うBody Chanceという学校では、アレクサンダー・テクニーク教師になるために実際に自分がレッスンしているところを3人の試験官に見てもらいます。

 

試験でレッスンする相手は、学校とは関係のない部外者の方で、かつアレクサンダー・テクニークのレッスンを受けたことのない人です。

 

試験官が3人いるので、違う相手に対するレッスンを3回やることになり、けっこう長丁場になります。

 

人によっては全部終わるのに数か月、ハリ弟子の場合は6月23日(1人目)、7月12日(2人目)、7月23日(3人目)とちょうど1か月かかりました。

 

試験が終わるとすぐに試験官から講評をもらいます。毎回の講評に共通していたのは、いかにアレクサンダーの原理を人に伝えるのか、どんな手段で伝えるのがより適切と考えて、かつそれを選択していたか、という辺りでした。

 

アレクサンダー・テクニークのレッスンは、伝統的にはハンズオンという軽く手で触れることを通じて行われることが多いです。創始者のアレクサンダーさんはレッスンの間中、ハンズオンし続けていたと言われています。

 

しかし、そもそもアレクサンダーさんにハンズオンして教えた人はいないわけで、では、どうやって彼はこれを会得したのか、会得したものが同じものを指しているなら、それを伝えるのに各自の創造性を働かせてもいいのではないか、と考えるとどんな伝え方でレッスンをするか人によって幅が生まれます。

 

Body Chanceでは、実はアレクサンダー・テクニークという呼び方を最近は推奨していません。アレクサンダーの発見とか原理と言うようになってきています。その理由もこの辺りの考え方と関係しています。と言いつつも、発見とか原理では何のことだか分からないので、ハリ弟子もアレクサンダー・テクニークと言っていますが、、、

 

さて、これでようやく3回の試験を終えましたので、これからはアレクサンダー・テクニークのレッスンをできるようになりました。

 

ただし、まだ仮免実習生というステータスです。医者で言うと医師免許取得後に研修医として臨床経験を積む段階です。

 

これから実習として何人か生徒さんにレッスンを行い、レポート、面接を経てパスしないとアレクサンダー・テクニーク教師と名乗れないことになっています。こういう実質的な部分で意外と厳しいのがBody Chance、、、まあ、いいことだと思います。

 

ということで、これから1~2年は実習生としての学びが続きます。

この記事を書いた人

2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。

2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。

はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師

 

カテゴリー: アレクサンダー・テクニーク.
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