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次元を超える練習法

" アレクサンダー・テクニーク "

2017年11月4日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

今日は最近読んだ本のご紹介です。

 

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遺伝子のランダムな組み合わせを1つ1つ試して、ある望ましい組み合わせに当たって進化が起こるにはものすごく長い時間が必要なのだそうです(それだけ組み合わせのパターンが数多くある)。

 

ところが、実際に自然界で進化が起こっているスピードはそれとは比較にならないほど速くて、偶然では片づけられない、このギャップが生物進化の研究者の間では長い間議論になってきたとか。

 

この本はこの問題に対し、1つ1つの組み合わせを直線的に試していくのではなく、次元を増やして解決法を探っていくという方法で、数学とコンピューターを駆使して挑んでいくものです。

 

そこで使われる次元たるや、なんと5000次元!

 

自然界の進化を支配する原理を数学的に解き明かそうとする、なんともスリリングな本でした。

 

次元を増やすというのは面白い発想です。

 

我々も普段、こんなことはないでしょうか?

 

赤い点のところにたどりつきたいのに、オレンジの平面上で、あーでもない、こーでもない、と右往左往考えこんでいるようなことが。

 

下手な絵ですいません、、

 

オレンジの平面はあくまでも2次元で、赤い点は3次元上に浮かんでいるので、永久にたどり着くわけがありません。

 

赤い点にたどり着きたければ、次元を超えて3次元上に答えを探しに行く必要があります。

 

アレクサンダー・テクニークのレッスンを見ていると、このように別次元からの提案がなされることがよくあるような気がします。

 

例えば、金管楽器のアンブシュアで、高音を吹くためには唇を締めると考えている人がいたとします。

 

でも、これでは早晩、これ以上固くは唇を締められない、という限界に当たってしまいます。

 

唇を締めるという1直線の発想ではなく、肋骨の動き、お腹や背中のバランス、骨盤の動きなど、様々な要素を組み合わせて、さらに頭と脊椎という軸をキーワードにそれらが全体としてうまく作用するように統合してあげると、本人もびっくりするようなすごい音が出るなんてことがよくあります。

 

2次元上では遠くても、、

 

技術発展のプロセスをこんな木のような形で描くとすると、右下の赤い点から左上の赤い点までたどりつくには、いったん幹まで戻ってもう一度上に昇らなければなりません。

 

でも、アレクサンダー・テクニークはやればやるほど、下の写真のような「進化」が起こりやすくなるように思います。

 

3次元ではこのとおり、ずるではありません

 

昨日のブログでは、クラリネットの生徒さんが「空腹からお腹に力が入らず、代わりに肩に力が入ってしまい、鼻抜けになった」という一連のプロセスを自ら表現したことを紹介しました。

 

数回のレッスンというインプットはありましたが、この生徒さんは自分の力で次元を超えたのだと思います。

 

こういう経験をすることが、直面する困難に向き合う力を育て、生徒さんのこれからの成長を支えるものになると、ハリ弟子は信じています。

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

カテゴリー: アレクサンダー・テクニーク.
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