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鼻抜けに取り組む(2)

" アレクサンダー・テクニーク "

2017年10月9日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

鼻抜けの記事の続きです。

 

前回は、鼻抜けとは何か、またその原因について軟口蓋(なんこうがい)の働きにからめて考察しました。

 

肺から出た空気は気道を通って上に行き、そのままでは口と鼻の両方に入ってしまうので、軟口蓋が上がって鼻への入り口に栓をすることで口から息を吐きだすことができます。

 

しかし、何らかの理由で軟口蓋が上がらなくなってしまうと鼻に息が漏れてしまい、鼻抜けを起こします。

 

今回から、アレクサンダー・テクニークを用いた実際のレッスンについて書いていきます。

 

 

いらした生徒さんはクラリネットで、エチュードやコンチェルトなど休みのない曲を吹き続けると、数分で鼻抜けを起こしてしまい、それ以上吹けなくなるというお話しでした。

 

オーケストラ曲のパート譜など、休みが十分にあれば問題なく吹けて、また、高い音で起こるというわけでもありません。

 

鼻抜けが起こりそうになると、まず前兆として喉の奥(喉と鼻の間の辺り)が痛くなり、最近は実際に鼻抜けが起こるより前にこの痛みのために吹くのをやめてしまうそうです。

 

動きを見る限り、どうもブレスのタイミングで何か制約があるように見えました。

 

そこで、頭が自由に動けて脊椎全てがそれについて行ってくれることを思い出してもらいつつハンズオン。

 

どうもうまく行きません、、

 

クラリネットを一度置いてもらって、腕の動きをおさらいしていきます。

 

腕の構造は鎖骨から始まり、背中からは肩甲骨がやってきて肩鎖関節で出会います。

 

肩鎖関節の少し下で上腕骨の関節があり、その関節面は球で接続しています。

 

上腕骨を下ると肘があって、肘は曲げ伸ばしの動きが専門です。

 

肘から下の2本の骨(橈骨と尺骨)がクロスするおかげで手首がくるくる回ります。

 

実際に腕を動かして1つ1つ確認してから、もう1度楽器を手に取って吹いてもらうと、喉の痛みが小さくなりました。

 

はたから見てると、上部肋骨の動きがまったく別物です。

 

これだけ肋骨が動けばブレスはだいぶ楽になるだろうと予想がつきます。

 

次回は、腕の動きがなぜブレスや喉の痛みに影響したのか、ハリ弟子なりの解釈に続きます。

 

 

クラリネット奏者の鼻抜けにアレクサンダー・テクニークで取り組むシリーズ関連記事へのリンクをこちら↓↓

鼻抜けに取り組む(1)

鼻抜けに取り組む(3)

鼻抜けに取り組む(4)

鼻抜けに取り組む(5)

鼻抜けに取り組む(6)

鼻抜けに取り組む(7)

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

カテゴリー: アレクサンダー・テクニーク. タグ: .
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