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鼻抜けに取り組む(3)

" アレクサンダー・テクニーク "

2017年10月11日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

クラリネット奏者の鼻抜けにアレクサンダー・テクニークで取り組むシリーズ第3回です。

 

前回は、腕の動きを改善することで喉の痛みが小さくなったところで終わりました。

 

今日は、ハリ弟子が見たこと、考えたこと、やってみたことを書いてみます。

 

喉の痛みという情報とブレスの動きから、何らかの理由で口から吹ける空気の量が不足していて、それでも何とか吹こうと頑張る際、喉を使っているのでは?と仮説を立てました。

 

喉に痛みを感じるほどに緊張して身体を固める

吐くための筋肉がオンになったまま緩められない

次のブレスの時に吸うための筋肉とかちあってしまって十分に吸えない

 

コンチェルトやエチュードなど、フレーズが長くブレスの間が短い曲の場合なおさらこれが顕著に起こるのでは?

 

であれば、呼吸のためにより適切なところがうまく働けば、喉はもっと楽になるのではないか?と推測しました。

 

ブレスとの関連で生徒さんの動きを見て、特に着目したところが2か所ありました。

 

1つは肋骨です。

 

呼吸とはとどのつまり肋骨の動きです。

 

肋骨の自由な動きをはばむものを解決できれば、呼吸は自然に楽になり、ひいては喉の痛みにも何らかの効果があるかも知れません。

 

肋骨の動きをはばむものとして見えてきたのは、腕です。

 

クラリネットを持って細かい運指をやっている際の腕の動きに何となく制約を感じるところがありました。

 

そこで、今回は腕にアプローチしてみました。

 

図のように、体幹から腕に向かう筋肉はけっこういっぱいあって、かつパワーを出せるものが多いです。

 

これらがぎゅっと縮んだままでいると、鎖骨、肩甲骨も含めた腕構造全体が肋骨をロックして呼吸のじゃまをしてしまいます。

 

背中側から(Gray’s Anatomy 1918年版をもとに作成)

前から(Gray’s Anatomy 1918年版をもとに作成)

前から:大胸筋と三角筋を取ったところ(Gray’s Anatomy 1918年版をもとに作成)

 

そこで「脊椎1つ1つが自由に動くことができて、その一番上で頭が乗っかって自由に動くことができて」と生徒さんにお願いしつつ、生徒さんの指先からガイドして1つ1つの関節にいろんな動きの可能性があることを試してもらいます。

 

肘など、ある特定の角度になると生徒さんの筋肉がひとりでにぎゅっと縮んでしまったり、いろいろなことが起こります。

 

そうした反応も、ハリ弟子が支えて重力から解放しながら動きをガイドしていくことで、選択の余地があることを身体と頭で理解するようにいざないます。

 

腕が自由な動きを取り戻すと、肋骨は自然と呼吸のための動きを取り戻していました。

 

そこでクラリネットを渡して吹いてもらうと、

 

「さっきより少し痛みが減りました。」

 

次回は、もう1つの着目点に続きます。

 

 

クラリネット奏者の鼻抜けにアレクサンダー・テクニークで取り組むシリーズ関連記事へのリンクをこちら↓↓

鼻抜けに取り組む(1)

鼻抜けに取り組む(2)

鼻抜けに取り組む(4)

鼻抜けに取り組む(5)

鼻抜けに取り組む(6)

鼻抜けに取り組む(7)

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