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コントラバスでもっと大きくと言われたら

" コントラバス "

2018年2月20日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

コントラバスを弾いていると、

 

「音が小さい!もっと大きく!」

 

と言われることが多いと思います。

 

コントラバスを始めたばかりの頃、ハリ弟子はむやみに力をかけてゴリゴリと弾いていました。

 

今でもふとした時に気づくとそうやって弾いていますが、そんな時はだいたい肩に力が入っています。

 

でも、当然ながら、そうすると響かないんですよね。

 

かけた力と音の大きさが比例する楽器とそうでもない楽器があって、個人的な印象では、打楽器>金管楽器>木管楽器>弦楽器の順にこの比例関係が成立しなくなってくる気がします。

 

そして、この順番も比較論の話なので、究極的には打楽器や金管楽器も力ではないスキルが求められてくると思うのですが、始めたばかりの子がとりあえず大きな音を出そうした場合、力とか吹く息の量でどうにかなってしまいやすいと思うわけです。

ハリ弟子自身の話をすれば、大して鍛えたわけでもないのにけっこう筋肉がついてしまっており、力そのものはけっこう出せます。

 

しかしその実、関節がゆるゆるで、肩関節(肩甲上腕関節)などは意図的に亜脱臼のような状態にできるくらいです。

 

ゆるい関節をかばうために勝手に筋肉がついてしまったのではないかと思っています。

 

加えて、Tubaを吹いていた頃につちかわれた、息の量を増せば大きな音が出る、という単純なアクション・プランがコントラバスを弾いていても自動作動して、結果、肩を固めているようです。

 

腕の構造は、骨格的には鎖骨から始まって、後ろから来た肩甲骨と肩峰で関節し、肩峰の少し下で肩甲骨と上腕骨が関節し、といった具合に比較的体の前の方で展開されます。

 

他方、筋肉的には仙骨や腸骨稜など骨盤の方から延びてきて(広背筋)、僧帽筋やその他もろもろ、背中の方で働いてくれる筋肉のラインナップが充実しています。

僧帽筋

広背筋

肩関節がゆるいのは事実ですが、骨盤や背骨からも充実した筋群が支えてくれていると思って弾くと、肩そのものにそんなに力を入れなくてもいいということに体が納得してくれやすい気がしました。

 

それまでは肩だけで詰めていた力の使い方が変わって、上半身全体から腕、そして弓、弦へとシームレスに力が伝わる感じです。

 

音も響きのある良い音が鳴ってくれます

 

もちろん、頭が動いて体全体がついてきて~というアレクサンダー・テクニークを使いながらの話ではあります。

 

「大きな音」の定義がまたいろいろあって、もしかしたら機械で測定するデシベルの値自体は、力いっぱいやった方が上かも知れません。

 

でも、楽音である以上、その時に表現にふさわしい「大きな音」なので、その音はデシベルで測れること以外の種々微妙な情報を含んだ音のはずです。

 

最大限、それを実現するための要素として、

 

①楽器のポテンシャル

 

②奏者の身体のポテンシャル

 

③奏者の頭の中で鳴っている音のポテンシャル

 

の3つがあるように思います。

 

このうち、②は間違いなくアレクサンダー・テクニークを使って向上できることです。

 

③は、音楽そのものの探求をしている前提で、アレクサンダー・テクニークも使えばさらに可能性が拡がるところだと思います。

 

①については、いい楽器を買って愛着をもって弾いてあげること、、でしょうか(笑)

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

カテゴリー: コントラバス. タグ: , .
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