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bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

ずいぶん楽になりました(患者さんのご感想)

" ディストニア "

2019年10月21日

最近、少しずつ取り入れている動きを整える鍼、整動鍼を音楽家に応用したらどんな効果があるのか?

 

それを知るために今月からモニター施術を始めています。

 

先日、実際に受けていただいた方からご感想をいただけたました。

 

埼玉県在住のKN様(女性)、ピアニストで手のフォーカル・ディストニアにお悩みでした。

Q1. 施術を受けるきっかけのお悩み(症状)はどんなことでしたか?

フォーカルジストニアの改善のため

 

Q2. 施術を受けてみての結果、お悩み(症状)の程度はどのように変わりましたか?

1本受けて演奏でたしかめる、というスタイルで施術していただけたので効果が実感できました。ずい分楽になりました。

 

Q3. アレクサンダー・テクニークと合わせての施術はいかがでしたか?(該当者のみ)

自分の演奏のクセを指摘していただき、鍼の効果と合わせて考えることができありがたかったです。自分が無意識にやっていることを言葉にしていただくのは大切だと思いました。

 

Q4. 鍼灸をすすめるとしたらどんな人にすすめますか?

鍼を打っていただくことで私はリラックス効果も大いに感じています。

不調を感じる方ならどなたでもおすすめします。

 

Q5. 楠はどんな鍼灸師でしたか?印象をお聞かせください。

やさしい雰囲気でいろんな話をさせていただきました。

3週間でずい分気持ちも楽になりました。ありがとうございました。

 

「1本受けて演奏でたしかめる」というのは今回モニターをするにあたって僕がこだわった点です。

 

普通、鍼灸では十数本鍼を打ってから施術後の状態を確認するのが当たり前です。

 

でもこれだと結果がかんばしくなかったとき、どこを変えればいいのか分かりません。

 

だからあえてツボ1つずつ、ピアノ演奏への影響を確認しながらすすめました。

 

この副次的効果として意外と大きいと思ったのは、鍼の直後効果で体の状態が変わることにより、いつもと異なる演奏体験ができることです。

 

的確にツボをとらえて鍼をすると体の姿勢を作る筋肉の張力が変わります。

 

そうすると同じ指使いで同じフレーズを弾いても筋感覚的には異なる体験になります。

 

こういうフィードバックが脳にもたらすインパクトはけっこう大きいと思っていて、新しいやり方で演奏する回路を脳が作る手助けになっている気がします。

 

「ずい分気持ちも楽になりました。」

 

体が楽になると気持ちも軽く前向きになれますね。

 

整動鍼では筋肉の張力を調整することで体が楽に動けるようになり、心の状態にも対応します。

 

ディストニアのように長い取り組みが必要な症状にはこれは特に重要です。

 

実はこれ、施術する側にとっても同じように重要なことなんです。

 

このように書いていただいたことで僕の方も力強く後押しいただいた気持ちになりました。

 

ありがとうございます。

この記事を書いた人

2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。

2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。

はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師

 

カテゴリー: ディストニア. タグ: , , , , .
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