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整動鍼とアレクサンダー・テクニークの相乗効果(2)

" ディストニア "

2020年1月7日

 

昨日の続きです。

 

Tuba奏者の話の前に、指を痛めたピアニストの例で整動鍼とアレクサンダー・テクニークの使い分けのイメージを書きます。

 

こんな架空の設定でした。

例えば指を痛めたピアニストがいたとして、指の問題を解決するためには腕の使い方を変える必要があり、腕の使い方を変えるためには胴体の姿勢を変える必要があり、胴体の姿勢を変えるためには椅子への座り方に問題がある場合、厳し目のアレクサンダー教師ならピアニストを立たせて座るところからやり直します。

 

仮にこのピアニストのふくらはぎに硬いこりがあったとします。

 

そしてそれゆえに椅子の座り方の癖を変えるのが難しく、したがって胴体の姿勢も腕の使い方も変えられず、指だけいじってもあまり改善が期待できないとします。

 

こんな時、整動鍼のツボでふくらはぎのこりを解除すれば、アレクサンダーのレッスンはかなり進んだ地点から始められます。

 

整動鍼の連動の理論では、ふくらはぎどころか下腿から腰椎へ、腰椎から胸椎へ、胸椎から腕へとこりを解除することができるので、アレクサンダーで関節の固めを解くことに注力する必要がありません。

 

「動ける」のが当たり前で「どう動くか」にもっと踏み込めるのですね。

 

1回の施術&レッスンでより先の段階まで到達できます。

 

つまり良くなったことを実感しやすいのです。

 

効果を認識すると人は納得します。

 

その場では良くなってもまた戻るのではないかと思う人もいるでしょう。

 

それはある程度そのとおりです。

 

ですがそれは受け止め方の問題でもあります。

 

楽器の演奏自体は患者さんが自分の体でやることです。

 

施術&レッスンの場であってもその事実は変わりません。

 

何年も原因不明の不調に悩まされてきた人が、良くなる方向で起こることを先取りして体験するわけです。

 

このことを進むべき方向が見える安心なり希望ととらえることもまた可能ではないでしょうか。

 

次回は三度目の正直で、アンブシュアに不調のあるTuba奏者の方への実際の施術&レッスンについて報告します。

 

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この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

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