東京都練馬区の音楽家のための鍼灸とアレクサンダー・テクニーク

タンギングをツボで調整する

" ディストニア "

2020年2月21日

 

たびたびご紹介しているアンブシュアのディストニア(疑い)と診断されたチューバ奏者の方の施術。

 

だんだんと苦手な音域も音が当たる率が上がってきています。

 

一方でタンギングについては対応を後に残していました。

 

なぜかと言うと金管楽器の奏法の階層構造からいってタンギングより先に成立すべき大事な条件がいくつかあるからです。

 

まず息。

 

これがないと音が鳴りません。

 

次にアンブシュア。

 

音(=空気の振動)を作るところですから、これもうまく働かないと音が鳴りません。

 

タンギングはこの次のレベル。

 

タンギングだけ改善したとしても息やアンブシュアのレベルで問題があった場合、音にうまく反映されません。

 

なので先に息やアンブシュアの方に取りかかるのですね。

 

息とアンブシュアが改善するとタンギングも自然と解決することが多いですが、この方の場合、それでもやはり難が残ることからタンギングに固有の問題があると判断しました。

 

しかしここからが難しい。

 

タンギングとは舌の動きです。

 

舌の動きをどうやって鍼で調整するのでしょう?

 

下顎骨の内側に鍼を直接刺入するのもやってみたことありますが成功とは言い難い結果でした。

 

それが整動鍼の整動の理論をあれこれ考えて手のツボを試したところ何と改善しました。

 

まだ回数が足りませんが、今のところは本人にもはっきり分かるくらい良いフィードバックがありました。

 

これがもし技術として使えるものだとすると、管楽器奏者の施術で大いに助かります。

 

喉周りに直接鍼をする場合、周辺の筋肉は細かくて数も多いのでどこを狙えば良いか探すのも大変ですから。

 

PRiCO(ぷりこ)さんによるイラストACからのイラスト

 

筋肉の張力を自動調整するという体にもともと備わる機能を利用できれば、それに越したことはないのですね。

 

この方法はこれからも検証を重ねて行きたいと思います。

 

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この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

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