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弦楽器演奏と呼吸

" 旧bodytuneブログの記事 "

2016年2月18日

(こちらの記事は、2016年11月まで運用していた旧bodytuneサイトのブログ記事を転載したものです)

 

全然関係ないですが、今日は腕時計の電池交換に行きました。携帯を持つようになってほとんど使ってなかったので、ずいぶん前に電池切れして放置していたのでした。で、やはりずいぶん前に電池交換してもらった時計屋に行ったのですが、どう探しても記憶していた場所にありません。もともと年配のご主人がやっていたところなので恐らく廃業されたのでしょう。急きょスマホで検索して近場の別の時計屋に持ち込んで交換できたのですが、そこのご主人もやはりご年配です。こうして街の時計屋さんがだんだんなくなっていくのかなあと感慨にふけっておりました。といっても5年に1回、電池交換の千円程度で寂しがるほどになにを貢献しているのかと言われればそれまでなのですが。それでも次回はどこで電池交換を頼めばいいだろう、いやいやその頃にはアイウォッチを使っているだろう、としょうもない心配をしてしまうのでした。

 

なんで時計が必要になったかというと、10日後に鍼灸の国家試験があります。会場は例年ある大学をお借りしているのですが、部屋によって時計がないらしいのです。それで卓上に時計を置くことが許可されているとかで、もしも時計のない部屋に当たった場合に備えて用意しておこうというわけです。試験ですから、当然、携帯、スマホの類はアウト、いや待てよアイウォッチはあれは時計だからいいのか???

 

さて、長い前振りのあとの呼吸です。管楽器奏者ならいざ知らず弦楽器奏者にとって呼吸とはどんなものであるべきでしょう。人によっては音楽との関わりにおいて独自のこだわりをお持ちの方もいますが、ほとんどまったく気にしない方もいます。僕には正解はよく分かりませんが、少なくとも言えることは腕の動きを邪魔しないことだと考えております。

 

呼吸は横隔膜の上下運動と肋骨や胸骨が外に向かって広がったり内にすぼまったりする動きの合わせ技です。

 

横隔膜

 

ものの本には呼吸筋とはこれとこれであるみたいなことが書いてありますが、生命維持活動の根幹を担う動きであるため、人の体はどんな姿勢、状況であっても息を吸うようにできています。ものすごくたくさん食べて満腹満足、胃がパンパンにふくれて横隔膜が下に下がれないときにはその分を肋骨の動きで補うでしょうし、その際に腕を上げたまま固定していたとしたら、これ幸いと大胸筋や小胸筋をフル稼働して肋骨を拡げることでしょう。それでも足りなければ胸鎖乳突筋で胸骨を引き上げ、斜角筋で上位肋骨を持ち上げるでしょうし、肩甲骨を固定して前鋸筋で肋骨を拡げるかも知れません。そこまでの極端なケースは弦楽器演奏ではふつう考えにくいですが、ものすごく緊張して息が浅くなっていたり、ふつうでない状態ではもしかしたらあるかも知れません。

 

大胸筋

 

小胸筋

 

胸鎖乳突筋

 

斜角筋

 

前鋸筋

 

そう考えると呼吸は呼吸、腕は腕で整理した使い方ができると良さそうだということが分かると思います。

 

ではどうするのが良いでしょう。頭が動いて脊椎がついてきて、というアレクサンダー・テクニークのお約束に加えて骨盤の前後の傾きにもよく注意する必要があると考えています。本当は脊椎がついてきての中に骨盤のいい具合の角度も含まれる(いい具合でないと脊椎がついていけない)のでだめ押し的な感じですが、これがうまい具合にいくとお腹の内臓がするっと下に滑ることができて横隔膜が自由に動くことができます。そうすると肋骨部分ではせいぜい外肋間筋を使う程度で十分な呼吸ができます。逆に骨盤が後ろに倒れていたりするとお腹がつぶれ、横隔膜は降りることができず、外肋間筋だけでも力不足で、他の筋肉も動員してやっと必要な量の呼吸ができる、そんなリスクを負う可能性があります。その上さらに緊張までしていたら、余計に演奏に必要な動作を損なうリスクが高まるのではないでしょうか。

 

外肋間筋

 

呼吸については以上です。2月4日から続けてきた集中連載、ひとまずこれで終了いたします。おつきあいいただきありがとうございます。鍼灸の国家試験が済んだらまたなにか上げていきますので引き続きどうぞごひいきのほどよろしくお願いいたします。

 

最後までお読みいただきどうもありがとうございます。

 

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2月20日(土)に身体の使い方ワークショップ行います。もしもご関心いただけましたら、詳細はこちらをご覧ください↓

 

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お問い合わせ先はこちらです↓

 

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