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頭と軸(その2)

" 旧bodytuneブログの記事 "

2016年2月5日

(こちらの記事は、2016年11月まで運用していた旧bodytuneサイトのブログ記事を転載したものです)

 

今日は頭について掘り下げてまいります。昨日もふれましたとおり頭には5キロの重さがあります。重たいものがわざわざ体の一番てっぺんにある。倒れないように安定させようとしたら、重心は低い方がいいです。頭も下にあった方がいいはずです。でもそんな人はいません。なぜでしょう?

 

一つの考え方は、人間は進化の過程で安定性よりも機動性をとったということです。運動学の視点から人間の筋配列を分析すると、重いものを持ち上げるよりも素早く動けることを重視したデザインになっているそうです。足元が重たくて頭が軽いよりも、足元が軽く俊敏に動けて頭に重さが載っていた方が速そうじゃないですか。

 

さて、頭と首の骨の出会うところ、それは耳の穴より少し下の奥の方になります。ここで頭の骨と一番目の首の骨が出会います。一番目の首の骨を第一頚椎、順次、第二、第三と続いて第七頚椎まであります。普段、鏡で自分の顔を見るとき、首はあごより下、のどぼとけぐらいから始まるような印象があります。でも、割ってみるとそこは第三、第四頚椎辺りの高さで、骨としての首はもっと上まで延びていることになります。また、肩の高さ辺りで背骨を探ってみるとひときわ突き出した出っ張りがないでしょうか。ほとんどの人はその出っ張りが第七頚椎です(たまにここが第一胸椎だったり若干個人差があります)。骨としての首はここまでです。

 

さっき、頭と首の骨が出会うのは耳の穴より少し下の奥の方といいました。でも頭の重心は実はそれよりも前寄り上寄りにあります。横から見たら耳たぶの上側の付け根より少し前辺りで頭の奥の方です。ということは力を抜くと頭は前の方に転がっていってしまう、そんな風に首の上に乗っかっているわけです。不安定ですよね。これを解消するように首の骨の後ろには項靭帯という特別な靭帯がついていて前に落ちないようにしています。普通、靭帯というのは伸び縮みしないビニールひものような丈夫な素材でできていますが、項靭帯は伸びたら勝手に縮んでまた元に戻るゴムのような素材でできています。これが首の後ろにあるおかげで、力を抜いて首の骨の上で頭を繊細にバランスをとって載せてあげると、前に落ちようとする頭を勝手に引っ張って元の場所に戻してくれます。それをゴムのような素材そのものの性質でやってくれるので筋肉を働かせて力でやるときの疲労感はありません。もちろん角度とか姿勢によってどうにもなんないこともあるわけですが、体の設計としてそういうものがあることは知っておいて損はないと思います。

 

以上、頭と軸(その2)でした。次回は脊椎について深掘りしてまいります。

 

最後までお読みいただきどうもありがとうございます。

 

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この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

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