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扁桃腺(へんとうせん)で起きていた管楽器奏者の鼻抜け

" 体のしくみ "

2018年6月21日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

ハリ弟子のところにアレクサンダー・テクニークのレッスンに通ってくれている生徒さんに、初めて楽器を吹いた時から鼻抜けしていた人がいます。

 

病院での治療と並行してレッスンを続けていましたが、ようやく原因が分かりました。

 

扁桃腺(へんとうせん)です。

ウィキペディアの「喉頭」のページより図を改変

喉にはいくつかの扁桃腺がありますが、鼻抜けと関係していたのは咽頭扁桃(いんとうへんとう)と呼ばれる部分でした。

 

別名アデノイドとも呼ばれます。

 

鼻や口から入ってくる細菌に対して体を守る役割があります。

 

だからこんな場所にあるのですね。

 

軟口蓋(なんこうがい)が上がって鼻と喉の間をふさぐのが通常の人が管楽器を吹く時の状態です。

しかし咽頭扁桃が大きいと軟口蓋がそこでひっかかって上がり切らない、ふさぎ切らないことがあるそうです。

横からの図では分かりづらいので上から見た図です。

咽頭扁桃の両サイドに隙間ができてしまい、ここから鼻に息が漏れます。

 

この生徒さんの場合、生まれつき咽頭扁桃がやや大きくこのような状態になっていたために鼻抜けが起こっていました。

 

病院では鼻から内視鏡を入れて映像を見ながら楽器を吹いて、実際に何が起こっているか確認したそうです。

 

そして隙間が空く部分の喉の奥の壁に何か埋めて、軟口蓋と触れやすくする方法を提案されました。

 

実際に生理食塩水を注射で入れて人為的に喉の奥の壁を腫れさせて、楽器を吹いてみたら完全に抜けなくなったとのこと。

生理食塩水はあくまでも効果があるかどうか判断するための試行で、耳管狭窄などの悪影響の有無も視野に入れていたのだと思います。

 

この生徒さんのために効果のある方法を慎重に探り当ててリスクも検討しながら進めている様子がうかがわれて感心しました。

 

いい医師にめぐり会えてこの生徒さんは良かったと思います。

 

効果もあり副作用もなさそうなので、今度は体の他の部分から皮下脂肪を採取して、それを鼻の奥に注射する方向で話が進んでいます。

 

ここ数か月のアレクサンダー・テクニークのレッスンでも、ブレスがだいぶ変わって音が良くなってきています。

 

師匠の先生にも「よく頑張ってるね!」とほめていただけたそうです。

 

はたから聞いている分には鼻抜けかどうか正直分かりません。

 

これで本当に抜けなくなったら何が起こるのか、ハリ弟子も楽しみです。

 

これからもサポートしていきます。

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

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