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楽器を始めた当初からの鼻抜けが手術で解消

" 体のしくみ "

2018年10月9日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

以前、扁桃腺の形、大きさが原因で楽器を始めた当初から鼻抜けが起こっていたクラリネット奏者の話をご紹介しました。

 

>>扁桃腺(へんとうせん)で起きていた管楽器奏者の鼻抜け

 

あらためて簡単に説明すると、通常は軟口蓋が上がって喉の奥の壁にくっつくことで息が鼻に漏れないで済むのですが、この方の場合は扁桃腺がじゃまをして完全にふさぐことができない状態でした。

 

通常の場合

軟口蓋が扁桃腺に当たってふさぎ切らない場合

上から見るとこんなふうに隙間が空いてしまいます

病院で相談した結果、この隙間を埋めるために手術する方法があるというところまで以前のブログでお伝えしています。

 

脂肪を注射で注入するそうです

 

手術のためしばらくアレクサンダー・テクニークのレッスンはお休みしていたのですが、最近ご本人から連絡があり、術後の経過について「かなりいいです!」とのこと。

 

長時間吹こうがアンブシュアが崩れようが鼻には抜けなくなったそうです。

 

良かったです、連絡をいただいて踊りたい気分でした!

 

鼻抜けのご相談をいただいてまず確認するのは鼻咽腔閉鎖機能不全という病気です。

 

鼻咽腔閉鎖機能不全では話し言葉でも息が鼻に抜けるので、言葉の発音が不明瞭になりやすいといった兆候があると言われています。

 

でも、この方の場合は言葉については今まで一度も指摘されたことはなく、日常生活で困ったことは何もありませんでした。

 

それで分かったのは「異常なし」と「明らかに異常あり」の間に「管楽器奏者の鼻抜け」が落ちているのではないかということです。

 

症状の重さ度合いで言うとこんな順番です。

 

話し言葉が聞きづらい > 管楽器奏者の鼻抜け > 異常なし

 

このように病気とそうでない状態の間にグレーゾーンがあり、この方もクラリネットを吹いてなかったら何の支障もなく一生を送っていたことでしょう。

 

レアケースとは思いますが、鼻抜けの悩みで病院を受診しても異常なしと診断されることがあるかもしれないと思いました。

 

今回はしつこく診てくれる良い医師にめぐり会えて、病院に楽器を持ち込んで実際に吹いているところを内視鏡で観察することで初めて分かりました。

 

こういう症例が医療業界の中で広くシェアされるといいですね。

 

さて今日は新月だそうで、良い知らせもあって気分も新たにできました。

 

ボケボケですが、治療院の掲示板もお客さんのチラシでいっぱいです。

 

ありがたいことです。

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

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