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箏(こと)奏者の指のしびれに鍼灸で対応

" しびれ "

2018年9月14日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

箏(こと)という楽器は普段あまりなじみがありませんでした。

 

琴という字も使いますが、厳密に言うと箏と琴は別の楽器だそうです。

 

参考のためにYoutubeで演奏動画を探してみます。

 

けっこう硬めの弦を使う印象です。

 

指の腱の張力を弦の固さに合わせていて、動き自体は手首の返しや腕の動きをうまく使うことで弦を弾いているように見えます。

 

腱の張力を上げるにはけっこう筋肉を使います。

 

ハープ奏者も同様ですが、撥弦楽器って優雅に見えるわりに体力勝負なところがあります。

 

さて、いらっしゃったのは演奏会に向けて練習強度を上げたら、小指や薬指にしびれが出始めた箏奏者の方(動画の方ではありません、念のため)。

 

他に腕のだるさや痛みもあり、慢性的に首肩が張っていました。

 

小指や薬指ということで真っ先に頭に浮かぶのは尺骨神経障害ないしは尺骨神経麻痺です。

 

神経障害とか麻痺と来るとそもそも回復可能なのか、また回復までにどのくらいの時間を要するか、と自動的に考えてしまいます。

 

年単位で少しずつ回復するケースもあるし、種々手をつくしても残念ながら戻らないケースもあります。

 

ときどき「どこへ行っても治らなかった〇〇が治った」的な話を聞きますが、そもそも治るのが見込めるケースでただ時間が必要だったという場合、治るタイミングでその治療者に当たったということはないのかな?と思います。

 

なので医師の世界では「後医は前医の批判をしない」という文化があるそうです。

 

経過として回復する時期というのがどんな病気にもありますし、また、後で診る医者は、前に診た医者が何をして今の状態があるか分かった上で次にやることを考えられるのでそもそも有利なのです。

 

前に何をされたか聞くと確かにびっくりすることもありますが、でもまあまれです。

 

ひるがえって整体や鍼灸の世界では自分のところで何とかしたと思う人が多くてどうなんだか、、と思ってしまいます。

 

ちょっと脱線しました、、

 

件の患者さんは慢性的に首肩が張っていて、かつ肩の前で鎖骨の下辺りも硬くなっています。

 

複数個所で少しずつ神経を絞扼(こうやく)する重複神経障害の可能性もにらみながら、首、鎖骨下、腕のツボをいくつか選んで鍼をしました。

 

重複神経障害については以前もこのブログで記事を書いたことがあります(>>手の痛み・しびれの症状をくり返すなら)。

 

神経を圧迫する場所が1か所ではないので、解剖学的に神経がどこを通るかイメージしながらていねいに触診して当たりをつけていきます。

 

1週間後に再度いらしていただきましたが、その時にはほぼ症状が消えていてほっとしました。

 

しびれが出始めてすぐに対応できたのが良かったのだと思います。

 

しびれが慢性化して動きまで麻痺し、数か月単位で時間が必要だったケースもありますので。

 

個人差もあるので一概には言えませんが、やはりすぐに気づいてぱっといらしていただけると少ない回数で早く回復される印象があります。

 

また1つ勉強になりました。ありがとうございます。

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

カテゴリー: しびれ. タグ: , , , , .
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