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人間は頭、心=身体のハイブリッド

" 東洋医学 "

2018年5月17日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

精神科医の泉谷 閑示(いずみや かんじ)氏が、”人間という存在は、「心=身体」という自然原理の部分と、「頭」という非自然原理のコンピューター的部分のハイブリッドである”と述べています。

 

理性(~すべき)で動く「頭」と、望み(~したい)で動く「心=身体」。

 

現代人は「頭」によって支配されていて、「心=身体」の声はないがしろにされていると言います。

 

仕事や人間関係の中で、こうあるべきという価値観に合わせ過ぎたり、嫌だと思っていてもやらざるを得ない状況にいると、しまいには「心=身体」が悲鳴をあげて、原因不明的に体調不良になったり、心が風邪をひいて、うつになったりもします。

 

解剖学的には、頭と心どちらも神経系という括りでまとめられるように思いますが、これを分けて、心と身体を一体と見なす考え方が興味深いです。

 

くしくも、臓器同士のコミュニケーションということが「特別展 人体」でも紹介されていました。

 

鍼灸は、使う道具の関係上、100%身体からのアプローチと言えます。

 

話し方やたたずない、雰囲気などで心を開かせるのが上手な鍼灸師はもちろんいますが、それは鍼灸をする上で必要条件ではありません。

 

にも関わらず、うつ病を専門とする鍼灸師がいたりします。

 

これは、心と身体を一体と見なせば分かりやすいのではないでしょうか。

 

鍼やお灸をして身体の状態を変えれば、同時に心のありようも変えることができる、そんなふうに考えるわけです。

 

言葉を介さず、身体に直接働きかけるので、頭を説得する必要がありません。

 

なので、患者さんからすると何だかよく分からないけども施術後に気分が少し良くなっている、という感じだと思います。

 

良し悪しはいろいろありましょう。

 

心=身体が変わっても頭は元のままなので、治療院を出たらすぐ元の思考パターンである「~すべき」が支配し始めるかも知れません。

 

少し良くなって、また心が疲れて来院して、を繰り返すようになるかも知れません。

 

そんな気配が見て取れたら、鍼灸師も頭へのアプローチを学ぶ必要があるでしょう(カウンセリング的手法その他)。

 

しかし、ハリ弟子の経験では、言葉だけで体験を介さずに思考パターンを変えるのはとても骨の折れることです。

 

そんな時、鍼灸による身体からのアプローチがあると、頑なな頭も少し窓を開いてくれるような気がするのです。

 

ハイブリッドの頭、心=身体、両面からアプローチして、よりその人の幸福につなげていくことができたら、と考えています。

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

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