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風邪をひいて鍼をしてみました

" 東洋医学 "

2018年9月20日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

昨日は風邪で倒れており、ブログを1日さぼってしまいました。

 

あまり熱は上がらず、体が重く感じてふしぶしが痛くなるような風邪でした。

 

鍼灸学校で学ぶ古典医学にちょうどこういう症状に効くツボの考え方があります。

 

五行穴(ごぎょうけつ)というもので、手足の末端から肘、膝あたりまで各経絡上5か所に散らばっています。

 

末端から井穴(せいけつ)、滎穴(えいけつ)、兪穴(ゆけつ)、経穴(けいけつ)、合穴(ごうけつ)と呼ばれ、それぞれに効く症状があります。

 

井穴はみぞおちの膨満感や張った感じ、滎穴は熱がある時、兪穴は重だるく関節痛がある時、経穴は咳や悪寒・発熱、合穴はのぼせや吐き気、下痢といった具合です。

 

今回はこのうち兪穴にぴったりの症状なので、古典の兪穴の使い方を試すチャンス!とばかりに自分で自分に鍼をしてみました。

 

といっても経絡は全部で12本。

 

そのすべてに兪穴がありますから、どの経絡の兪穴を使うかも大切です。

 

鍼を打つ自分自身がつらい体勢はよくない、ということで足のツボはパス。

 

手のツボでどこ?となると風邪なのでなんとなく肺が効きそう、ということで肺経の太淵(たいえん)にします。

 

触ってみるとごりごりして痛いです。

 

寝ながら自分で鍼をして15分置いておきます。

 

しばらくすると体がすっと軽くなり楽になってきました。

 

古典、あながち間違ってはいないようです。

 

ただ、これに気を良くし体を縦にしてブログ作業なんか始めるともうだめです。

 

症状がぶり返してきます。

 

このことで考えてしまいました。

 

そもそも古典の鍼灸は伏している人が楽に体力を回復して病から治ることを手助けするものであり、いきなり全開で仕事復帰することは考えていないのではないか。

 

コマーシャルにしても電車の広告にしても、現代のドラッグストアに並ぶ薬類の多くは「即仕事復帰できます!」というのが言外のメッセージとして強力に発せられています。

 

現代のニーズがそこにあるのは明白です(好きこのんではいないにしても)。

 

症状によっては、例えば頭痛やひどい肩こり、腰痛、急性の痛みやしびれなど、鍼灸にも「即仕事復帰できます!」レベルの効果が期待できるものもあります。

 

しかし、古典の治療理論は二千年前にその基礎が出来上がっていて、現代の薬と比べられると効いてないように感じられることもあるでしょう。

 

そのあたりこちらのメッセージ発信の仕方を間違えると、過大な期待で来られてがっかりする結果になったり、時間がかかる症状に少ない回数で効果を上げようとこちらが頑張ってしまったり、といったミスマッチが起こりそうです。

さて今回の兪穴治療、即座に仕事ができるレベルにはなりませんでしたが、その晩はふしぶしが痛むこともなくぐっすり眠れました。

 

前の晩は痛くて10回くらい目が覚めてたのとはえらい違いです。

 

もっとも風邪なので何もしなくてもそういう経過だったかも知れませんが、今こうしてブログ作業できてることを思うと、症状のひどさのわりに回復が早かったような気がしています。

 

痛みに耐えることに使っていた体力を風邪を治す方にうまく振り替えられたのかな、そんな感じです。

 

ちなみに薬は使いませんでした。

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

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