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手の温め方

" 東洋医学 "

2017年12月12日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

今日から暦は、熊蟄穴(熊、穴にこもる)に入ります。

 

文字どおり、熊が冬眠のために穴にこもる、というくらい冬らしくなってくる時期です。

 

 

鍼灸師にとっては、手を温めるのに気を使うシーズンになってきました。

 

患者さんに触れるとき、ヒヤッとした思いをさせないために、ハリ弟子も手を冷やさないよう日頃から気をつけています。

 

鍼灸師ごとに自分なりのやり方を工夫していると思いますが、今日はハリ弟子の方法を書いてみようと思います。

 

冷え症でお悩みの方にも、参考になるかも知れません。

 

また、アレクサンダー・テクニークのハンズ・オンの時にも役に立っています。

1 足を温める

安静状態で人間の体温を維持する重要な役割を果たしているのは肝臓です。

 

肝臓で温められた血液は大静脈に合流して、やがて心臓に戻り、また全身に分配されます。

 

ところが、大静脈には足から戻ってくる血液も一緒に流れているので、足が冷えていると、せっかく肝臓で温めた熱をロスしてしまいます。

 

 

そのような意味で、まず足を温めます。

 

床暖房があれば理想的ですが、そうでなければ、ホットカーペットを敷いたり、厚手の靴下にスリッパをはくなど、とにかく足を冷やさないようにします。

 

2 股関節をゆるめる

股関節まわりの筋肉をゆったりした状態にします。

 

心臓から出た血液は大動脈を通って腹部を下向し、第4腰椎の前で左右に分かれ、腸骨動脈となって左右の脚におりていきます。

 

この動脈は、骨盤から脚に出るところで股関節の前を通ります。

 

 

そのため、股関節を固めていると、足への血行に影響します。

 

また、股関節を固めていると、膝や足首にも不要な力みが入ってしまいます。

 

力むことでまた血行が阻害されて、足が冷えやすくなります。

3 わきの下をゆるめる

心臓から出た血液は、第1肋骨の上を通って鎖骨の下をくぐり、わきの下から腕に入ります。

 

そのため、鎖骨の下やわきの下の筋肉を固めていると、血液が腕にうまくまわりません。

 

鎖骨・肩甲骨を含めた腕の構造一式が、肋骨の上で(胸郭の上で)浮いているくらいにしておくと腕への血行が良くなり、手が温まりやすくなります。

 

4 首に手を当てる

上の3つをやってもなかなか手が温まらないときは、首に手を当てます。

 

体の他の場所、たとえば内ももにはさんで手を温めると、手に熱を奪われた分だけ脚の血液が冷え、静脈血として戻ってきて心臓を経由してまた手に行くので、結局は相殺される気がします。

 

その点、首であれば、その先にある脳が相当な熱産生をしているため、多少、手に熱を奪われてもあまり関係ないようです。

 

この理屈が正しいかどうかは分かりませんが、経験的に、首に手を当てた方が温まりやすいのでそうしています。

 

 

こうして温めた手でいよいよ患者さんに触れるわけですが、実はその前にアルコールで手指を消毒します。

 

結局そこでまた冷えるじゃないかってことなんですが、さらに意識の高い鍼灸師は、消毒用アルコールを熱燗にするとかしないとか、、(笑)

 

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師(仮免実習中)。

 

カテゴリー: 東洋医学.
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