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木管奏者の正中神経麻痺(疑い)

" 麻痺 "

2018年8月30日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

人差し指を曲げた状態が維持できず、しばらくすると指が伸びてきてしまう木管奏者の方がいらしています。

 

右手でも左手でも木管楽器では人差し指が一番上の位置に来ます。

 

ここで指が伸びてトーンホールの押さえがあまくなると、それより下の位置の指がしっかり押さえていても音が出なくなってしまうのです。

 

ピアノや弦楽器なら使わずに済ますこともできますが、木管楽器では(相当に楽器を改造しない限り)その選択はあり得ず、影響の大きな症状です。

 

細かく診ていくと、人差し指の第1関節と第2関節を曲げておく動きがやりづらくなっています。

 

動きと筋肉、その支配神経の関係から、正中神経の一部がなんらかの損傷を受けているのではないかと推察します。

 

正確には、人差し指は曲げることはできますが、曲げた状態を保持することができません。

 

この「できるけれどもずっとはできない」「単独だとできるが他のことと一緒になるとできない」というのは判断が難しい状態です。

 

完全にできないのなら本格的に神経損傷を疑いますが、できるということは神経と筋肉がつながってはいるわけです。

 

前にもっとひどく損傷していた神経が治る途上にあっていまだつながりが弱いだけなのか、それとも人差し指を曲げる運動プログラムを脳がロードしなくなっているのか。

 

結局、両にらみで鍼灸とアレクサンダー・テクニークの両方で今のところ改善を試みています。

 

鍼灸では腕の正中神経領域に鍼を入れて低周波パルス(微弱な電気刺激)をかけます。

 

アレクサンダー・テクニークでは他の指を動かしながら人差し指の曲げる動きも同時にやり続けられるよう、様々な動きのパターンを織り交ぜながら一種のリハビリ的なレッスンをしています。

 

幸い両方とも一定の効果はあるようで、鍼灸はやってから3~4日ほどは指の調子が良いそうです。

 

アレクサンダー・テクニークもレッスンの最中は明らかに指の動きの精度が上がっています。

 

ただし、元の動きのパターンに戻ってしまうとまた指が伸びてきてしまいます。

 

これをどう持続させて行けるかが今後の課題です。

 

神経~筋肉の接続強化と脳内の運動プログラムをロードする閾値低減化、思考とフィジカルの両面からのアプローチでどんな変化があるのか、もう少し努力します。

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

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