音楽家とミュージシャンのための身体メンテナンス(東京都品川区品川駅)
bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

音楽家の体の調整に鍼が適している理由

" 整動鍼 "

2021年3月14日

音楽家で体のメンテナンスをしない人はいないと思います。

 

こと職業演奏家であれば特にそうです。

 

メンテナンスと一口に言っても整体、カイロ、マッサージ、そして鍼などいろんな方法があります。

 

音楽家としての仕事内容を考えたときに、そのどれが自分にとって適切なのか考えたことはあるでしょうか。

 

あまり意識されませんが整体やマッサージなど揉みほぐし系の施術と鍼では得意分野が違います。

 

整体やマッサージは指を使います。

 

つまり指のサイズより大きな凝りをほぐすのに向いているということです。

 

逆に言うと指より小さな緊張を取ろうとすると、凝り以外のところもいっしょに揉みほぐすことになります。

 

また深いところの凝りはその上の凝っていないところにも圧をかけないと届きません。

 

そのため揉み過ぎになりやすいのです。

 

そこを分かっていて加減すると今度は揉まなさ過ぎになります。

 

僕自身、マッサージ師の有資格者ですし仕事でも使っていました。

 

その上で、手で揉みほぐす手技に得意なのは全身をリラックスさせてゆるめることだと実感しました。

 

しかしゆるゆるにリラックスさせると体は動きにくくなります。

 

体に適度なフィット感を残しつつ不要な緊張だけ取りたいのであれば、それは鍼の方が得意です。

 

これには鍼が効く仕組みが関係しています。

 

鍼でツボを刺激すると筋肉がゆるみます。

 

マッサージでは筋肉全体を揉みますが、鍼の場合はツボという特定の一点を使って筋肉全体をゆるめます。

 

このとき筋肉がゆるむのは体の自発的な反応です。

 

どれだけゆるむかは体が調節してくれるので、ゆるめ過ぎになりません。

 

この点が外力で揉みほぐす整体やマッサージと大きく違うところです。

 

おかげでフィット感を残しつつ不要な緊張だけ取れるのですね。

 

演奏するためには体が動ける必要があります。

 

ゆるみ過ぎてだるさを感じる状態とすきっとして俊敏に動ける状態ではどちらが演奏しやすいかもう明らかですね。

 

もちろん施術者の技術や受け手の感覚もあるので一概に言えないところもあります。

 

下手な鍼よりは上手な整体の方がいいでしょうし、鍼という尖ったものが苦手でどうしても身構えてしまう方もいます。

 

ただそういう個別の違いではなく純粋に手技の性質から考えた場合、音楽家の体の調整には鍼の方がより適しています。

 

その理由は以上のとおり、適度に動けるよう体を調整するためには鍼の方に一日の長があるからです。

この記事を書いた人

2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。

2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。

はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師

 

カテゴリー: 整動鍼. タグ: , , .
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