金管楽器奏者のアンブシュアの調整を考える
2021年2月13日
管楽器奏者のアンブシュア不調金管楽器奏者のアンブシュア不調で、いったん音が鳴ってから消えてしまうケースと、最初から音が鳴らないことで悩まれるケースがあります。 結局どちらも音が出ないので問題としては同じものととらえがちですが、この2つは別のメカニズムによるのかも知れないと思うことがありましたので考察と報告です...
2021年2月13日
管楽器奏者のアンブシュア不調金管楽器奏者のアンブシュア不調で、いったん音が鳴ってから消えてしまうケースと、最初から音が鳴らないことで悩まれるケースがあります。 結局どちらも音が出ないので問題としては同じものととらえがちですが、この2つは別のメカニズムによるのかも知れないと思うことがありましたので考察と報告です...
2021年2月4日
管楽器奏者のアンブシュア不調以前、アンブシュアの不調で施術を受けていただいたトロンボーン奏者の方からメッセージをいただきました。 『先日はありがとうございました。 治療後の新しい状態の口で帰ってからすぐ練習してみました。 先生の言われた通り、出力が10のうち2くらいの力で音...
2020年11月3日
管楽器奏者のアンブシュア不調管楽器で音を鳴らすために絶対に必要なもの、それは息です。 アンブシュアをどれだけ固く閉じても、舌をどれだけ強く突いても、そこに息の流れがなかったら音は鳴りません。 アンブシュアや舌でやるべき仕事は息の量、強さ、速さ(どのように表現するのであれ)とのバランスで決まり...
2020年10月31日
管楽器奏者のアンブシュア不調口まわり(アンブシュア)や舌という問題発生個所以外で見るべきところは胴体です。 アンブシュアに関しては特に脊椎の動きを調整する必要があります。 そのためには金管楽器の奏法(アンブシュアモーション)理解が役立ちます。 なのでアンブシュアモーションに...
2020年10月29日
管楽器奏者のアンブシュア不調管楽器奏者のアンブシュアやタンギング不調をどう調整するかはなかなか難しい問題です。 アンブシュアに関わる表情筋は皮筋であるため骨格を動かす筋肉と比べてとらえどころがないですし、また舌のように顔面頭蓋の内側にある筋肉は実際になにが起こっているのか観察困難だからです。 ...
2020年9月2日
管楽器奏者のアンブシュア不調金管楽器のアンブシュア不調(ゆれ、ふるえ、息漏れなど)に付随して比較的多く見られることに、マウスピースと顔の相対的位置関係が変化しないことがあります。 高音域、中音域、低音域どこを吹いても楽器と顔が一定の角度、位置関係を保ったまま動かないように見えるのです(これと裏腹に口元や頬には...
2020年5月30日
管楽器奏者のアンブシュア不調今日はこちらの症例について少し解説を。 特に「施術と経過」6回目のところに書いた「骨盤と大腿骨の関係性」について。 このとき気づいたのは要するに股関節の動きでした。 たとえば上をあおぎ見るように上半身を反らすと股関節は伸...
2020年5月27日
アレクサンダー・テクニーク楽器をかまえる時に腕がゆれてしまうトランペット奏者にアレクサンダー・テクニークのレッスンをしました。 マウスピースをアンブシュアに接する瞬間はとても繊細です。 思ったところにカップがおさまらないと吹きたくても吹けません。 そんな感覚は管楽器の人な...
2020年3月15日
管楽器奏者のアンブシュア不調以前アンブシュアの不調でいらしたトロンボーン奏者の方から素敵なメールをいただきました。 ~~~~~(ここから)~~~~~ こんばんは! 〇月〇日に針打っていただきました、トロンボーンのものです。 じっくり丁寧...
2020年3月6日
ふるえ・ゆれ楽器を構えると腕が揺れてしまうトランペット奏者の方が定期的にいらしています。 鍼灸とアレクサンダー・テクニーク両方の良いところを使って取り組み始め約1年が経ちました。 揺れる原因は良く分かりません...
2020年2月21日
ディストニアたびたびご紹介しているアンブシュアのディストニア(疑い)と診断されたチューバ奏者の方の施術。 だんだんと苦手な音域も音が当たる率が上がってきています。 一方でタンギングについては対応を後に残してい...
2020年1月8日
ディストニア今日はアンブシュアに不調のあるTuba奏者の方との施術&レッスンの実際のところを報告します。 件のTuba奏者は数年前からアンブシュアとタンギングにやりづらさを感じて一時まったく音が出なくなり、病院では口唇のフォーカル・ディストニアの疑いがあると言われました。 僕...
2020年1月7日
ディストニア昨日の続きです。 Tuba奏者の話の前に、指を痛めたピアニストの例で整動鍼とアレクサンダー・テクニークの使い分けのイメージを書きます。 こんな架空の設定でした。 例えば指を痛めたピアニストがいたとして、指の問題を解決するためには腕の使い方を変える必要があり、腕の...
2020年1月6日
ディストニア昨年の9月から月1回のペースでアンブシュアに不調のあるTuba奏者の方がいらしています。 病院では口唇のフォーカル・ディストニア疑いと診断されたそうで、症状が始まってからすでに数年です。 鍼灸(整動鍼)とアレクサンダー・テクニークの合わせ技で取り組んで約半年がたち...
2019年12月3日
東洋医学Tuba奏者の方に鍼灸施術していたときのこと。 鍼をして演奏してみてというのを何回か繰り返したとき、胴体に対して楽器を構える右腕が前に出てきたのが見え、音が変わりました。 主訴は演奏に困難を生じる...
2019年10月24日
アレクサンダー・テクニーク僕のかみさんの道子さんは、ヨガとアレクサンダー・テクニークで音楽家にレッスンします。 彼女の家族は音楽家が多いです。 元サンフランシスコ交響楽団のヴァイオリン奏者、ウィーン国立音大出身のオルガン奏...
2019年10月23日
ふるえ・ゆれかまえようとすると腕がガクガクゆれてしまい、楽器のセッティングにも困難をともなうトランペット奏者がいます。 名前を仮にOさんとします。 ゆれても楽器を押さえつけるようにして何とかだましだましやって...
2019年10月18日
管楽器奏者のアンブシュア不調数年前からアンブシュア・ディストニアに悩まされ、bodytuneで鍼灸とアレクサンダー・テクニークの並行セッションを受けている金管奏者の方。 特に低音域で症状が強く表れます。 「マウスピースを逆に...
2019年10月8日
管楽器奏者のアンブシュア不調続くときは続くもので、昨日、今日とアンブシュアにお悩みの方がいらっしゃいました。 昨日はトロンボーンの方。 お悩みの内容は長い音をのばすときのアンブシュアまわりの震えでした。 タ...
2019年9月3日
ディストニア数年前からタンギングとアンブシュアの不調に陥ってしまったTuba奏者の方。 もっとも悪化した時は体が硬直して息が止まってしまい、完全に音が出せなくなりました。 病院ではフォーカル・ディストニア(疑...
2019年8月7日
アレクサンダー・テクニーク告知続きになりますが、9月21日(土)は埼玉県朝霞市のイベント「オトナの吹部文化祭」に出ます。 Body Chanceを卒業した仲間と在学中のみんなでブース出します。 アレクサンダー・テク...