最近の施術(クラリネット奏者の腕の痛み)
2020年11月26日
整動鍼愛好家のクラリネット奏者の方。 右の肩から手首にかけて重だるい痛みがあり、楽器の演奏にも支障が出始めていました。 クラリネットは右手の親指に楽器の重さがかかるのでこうなるとつらいと思います。 加えて左手の親指付根にも痛みがありました。 &nbs...
2020年11月26日
整動鍼愛好家のクラリネット奏者の方。 右の肩から手首にかけて重だるい痛みがあり、楽器の演奏にも支障が出始めていました。 クラリネットは右手の親指に楽器の重さがかかるのでこうなるとつらいと思います。 加えて左手の親指付根にも痛みがありました。 &nbs...
2020年11月3日
管楽器奏者のアンブシュア不調管楽器で音を鳴らすために絶対に必要なもの、それは息です。 アンブシュアをどれだけ固く閉じても、舌をどれだけ強く突いても、そこに息の流れがなかったら音は鳴りません。 アンブシュアや舌でやるべき仕事は息の量、強さ、速さ(どのように表現するのであれ)とのバランスで決まり...
2020年10月31日
管楽器奏者のアンブシュア不調口まわり(アンブシュア)や舌という問題発生個所以外で見るべきところは胴体です。 アンブシュアに関しては特に脊椎の動きを調整する必要があります。 そのためには金管楽器の奏法(アンブシュアモーション)理解が役立ちます。 なのでアンブシュアモーションに...
2020年10月29日
管楽器奏者のアンブシュア不調管楽器奏者のアンブシュアやタンギング不調をどう調整するかはなかなか難しい問題です。 アンブシュアに関わる表情筋は皮筋であるため骨格を動かす筋肉と比べてとらえどころがないですし、また舌のように顔面頭蓋の内側にある筋肉は実際になにが起こっているのか観察困難だからです。 ...
2020年9月2日
管楽器奏者のアンブシュア不調金管楽器のアンブシュア不調(ゆれ、ふるえ、息漏れなど)に付随して比較的多く見られることに、マウスピースと顔の相対的位置関係が変化しないことがあります。 高音域、中音域、低音域どこを吹いても楽器と顔が一定の角度、位置関係を保ったまま動かないように見えるのです(これと裏腹に口元や頬には...
2020年8月11日
管楽器奏者のアンブシュア不調数年前にアンブシュア不調でご相談いただいたクラリネット奏者の方とひさしぶりにお会いしました。 当時は吹こうとすると顎に意図せざる力が入り、リードをかみ過ぎて音が鳴らなくなるような症状でした。 幸い、今はそういうことはなくなっています。 どういった...
2020年7月21日
ディストニア吹き始めに口元から息が漏れてしまうクラリネット奏者の方。 以前、アンブシュア・ディストニアと言われたことがあるそうです。 実際に吹いてもらうと確かに音が鳴る前に息が漏れてしまい、思ったタイミングで発音していませんでした。 一方で全然鳴らないのでは...
2020年6月8日
アレクサンダー・テクニーク昨日は久しぶりに対面でのアレクサンダー・テクニーク。 クラリネットの方にレッスンしました。 僕のところに来るのはどこかしら体に不調を感じている方が多いです。 今回の方は左手の指がこわばる現象について解決策を求めてきました。 普通...
2020年5月30日
管楽器奏者のアンブシュア不調今日はこちらの症例について少し解説を。 特に「施術と経過」6回目のところに書いた「骨盤と大腿骨の関係性」について。 このとき気づいたのは要するに股関節の動きでした。 たとえば上をあおぎ見るように上半身を反らすと股関節は伸...
2020年5月27日
アレクサンダー・テクニーク楽器をかまえる時に腕がゆれてしまうトランペット奏者にアレクサンダー・テクニークのレッスンをしました。 マウスピースをアンブシュアに接する瞬間はとても繊細です。 思ったところにカップがおさまらないと吹きたくても吹けません。 そんな感覚は管楽器の人な...
2020年3月15日
管楽器奏者のアンブシュア不調以前アンブシュアの不調でいらしたトロンボーン奏者の方から素敵なメールをいただきました。 ~~~~~(ここから)~~~~~ こんばんは! 〇月〇日に針打っていただきました、トロンボーンのものです。 じっくり丁寧...
2020年3月6日
ふるえ・ゆれ楽器を構えると腕が揺れてしまうトランペット奏者の方が定期的にいらしています。 鍼灸とアレクサンダー・テクニーク両方の良いところを使って取り組み始め約1年が経ちました。 揺れる原因は良く分かりません...
2020年2月21日
ディストニアたびたびご紹介しているアンブシュアのディストニア(疑い)と診断されたチューバ奏者の方の施術。 だんだんと苦手な音域も音が当たる率が上がってきています。 一方でタンギングについては対応を後に残してい...
2020年1月14日
アレクサンダー・テクニーク僕のかみさんの道子はアレクサンダー・テクニーク教師でかつヨガ・インストラクターです。 その道子と合同で開催するアレクサンダー・テクニークのワークショップ、今年も開催することになりました。 2月26...
2020年1月8日
ディストニア今日はアンブシュアに不調のあるTuba奏者の方との施術&レッスンの実際のところを報告します。 件のTuba奏者は数年前からアンブシュアとタンギングにやりづらさを感じて一時まったく音が出なくなり、病院では口唇のフォーカル・ディストニアの疑いがあると言われました。 僕...
2020年1月7日
ディストニア昨日の続きです。 Tuba奏者の話の前に、指を痛めたピアニストの例で整動鍼とアレクサンダー・テクニークの使い分けのイメージを書きます。 こんな架空の設定でした。 例えば指を痛めたピアニストがいたとして、指の問題を解決するためには腕の使い方を変える必要があり、腕の...
2020年1月6日
ディストニア昨年の9月から月1回のペースでアンブシュアに不調のあるTuba奏者の方がいらしています。 病院では口唇のフォーカル・ディストニア疑いと診断されたそうで、症状が始まってからすでに数年です。 鍼灸(整動鍼)とアレクサンダー・テクニークの合わせ技で取り組んで約半年がたち...
2019年12月10日
アレクサンダー・テクニークアレクサンダー・テクニークのレッスンにいらしたアンブシュアにお悩みのクラリネット奏者の方。 アンブシュアがゆれて(ふるえて?)しまって安定しません。 歯ぎしりの自覚もあるとのことで、顎関節の使い方...
2019年12月4日
ふるえ・ゆれ先日、顎と指の症状に同じ足のツボが効いたことを書きました。 >>顎関節と指の不調に同じ足のツボが効いて考えたこと 今日はその追報です。 やはり顎がふるえるというフルー...
2019年12月3日
東洋医学Tuba奏者の方に鍼灸施術していたときのこと。 鍼をして演奏してみてというのを何回か繰り返したとき、胴体に対して楽器を構える右腕が前に出てきたのが見え、音が変わりました。 主訴は演奏に困難を生じる...
2019年11月14日
指の不調数年前から左の運指に違和感があり不調を抱えられたサックス奏者の方。 ・指が浮いてくる ・指の上りが遅い ・力が入りにくい ・ふるえる ・特に速いパッセージで指が思うようについてこない 違和...