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とにかく痛かった真珠腫性中耳炎の思い出

" 耳鳴り・難聴 "

2018年1月9日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

以前ちらっと書いたことがありますが、ハリ弟子は右耳が聴こえません。

 

もう30年以上こうなので別に生活上不便は感じませんが、にぎやかな居酒屋など座る場所を間違えると隣の卓の声ばかり聞こえて自分のグループの話についていけません。

 

いいことは、聴こえる左耳の側をまくらに押し当ててしまえば、どんなにうるさくてもノイズ・キャンセルして眠れることです(笑)

 

そんなわけで片耳難聴との付き合いは長いのですが、一番の発端は、10歳ころにかかった中耳炎でした。

 

ただでさえ中耳炎は痛いのに、それが月単位、年単位で長く続きました。

 

バスに乗って隣町の耳鼻科に通いましたが、おかしなことに、数か月通って治ったと言われてもすぐ再発するのです。

 

そんなことを2年くらいの間に2~3回繰り返したでしょうか。

 

治療を受けてもちっとも痛みはよくならず、耳の奥の奥がいつもジンジン痛み、夜ほとんど眠れず学校で居眠りする小学生でした。

 

時に血の膿が出ることもあり、我ながら大丈夫だろうか?と心配になったものです。

 

あの激痛の日々は本当に地獄でした。

 

しまいには先生が根負けして、大学病院への紹介状を書いてくれ、詳しい検査をしました。

 

そこでようやく分かったのは、真珠腫性(しんじゅしゅせい)中耳炎という病気でした。

 

「腫」という字があるので腫瘍とかガンを連想させますが、実際には腫瘍でもガンでもありません。

 

皮膚のような組織が、本来あってはならない場所、ハリ弟子の場合は鼓膜の内側にできることにより中耳炎になるものです。

 

それほど悪性ではないものの、ほうっておくと頭蓋骨を破壊してめまいや顔面神経麻痺の原因にもなるので、最終的には手術しか治療法がありません。

 

ハリ弟子の場合も、検査後、すぐに手術することになりました。

 

聴こえは既に相当悪かったと思いますが、片耳なのであまり気にならず、そんなことより激痛が終わることへの期待感が大きかったです。

 

細い管を耳に突っ込んで膿を吸い取る処置がまたえぐいもので、激痛な上に吸い取った血で透明のゴムのチューブが真っ赤でしたから、、

 

処置用の台に寝る時はいつも、何もされる前から両手をグーに固く握りしめ、全身を固めて耐える準備をしました。

 

耳に金属の管を入れるので、ふいに激痛が来て不用意に体を動かすと危険なのです。

 

子供なりに対処法を考えた結果でした。

 

それが終わるのですから、すごくほっとしました。

そうして、中学1年の時に手術をして、ようやく2年から3年に及んだ激痛の日々が終わりました。

 

手術では、鼓膜と耳小骨を取り、頭蓋骨の一部を削り、別の場所からはがした筋膜を鼓膜の代わりにつけた、そうです。

 

聴こえの問題に関しては、おそらくもう回復は見込めないだろう、と予想どおりの説明を何の感動もなく聞いていました。

 

実はこれから16年後、同じ手術をまたすることになるのですが、この時は知る由もありませんでした。

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