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難聴には種類がある

" 耳鳴り・難聴 "

2018年1月11日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

音楽家にとって難聴は恐怖以外のなにものでもありません。

 

ハリ弟子自身、知り合いの楽器演奏家で難聴の経験者が何人もいます。

 

音楽家の難聴でもっとも多いのは突発性難聴ですが、それについて言及する前にまず難聴という病態の全体像から始めたいと思います。

音は空気の振動です。

 

空気の振動が耳たぶという集音器で集められ、耳の穴(外耳道)をとおって鼓膜に伝わります。

 

鼓膜の内側は中耳と言いますが、鼓膜が振動するとその動きは中耳にある耳小骨によって増幅されます。

 

耳小骨の振動は、さらに内側の蝸牛(かぎゅう)に伝わり、蝸牛の中のリンパ液を振動させます。

 

蝸牛のあるところを内耳とも言います。

 

蝸牛の中のリンパ液の振動を聴覚をつかさどる蝸牛神経が感じ取って、その信号を脳に送ることで、人は音を聞くことができます。

 

以上のプロセスのどこに問題が生じても、聞こえに何らかの影響が出ます。

 

難聴には、問題が生じた場所に応じて次のような種類があります。

伝音性難聴

伝音性難聴は外耳と中耳の問題によって起こります。

 

外耳と中耳は、音の振動を増幅して内耳に伝える拡声器のような役割をしています。

 

伝音性難聴では、この拡声器がうまく働かず、ごく小さな振動しか伝わってこないので、内耳の神経が十分に音を感じることができません。

 

中枢の神経には問題はありません。

 

伝音声難聴の原因には、耳の穴のつまり(耳垢、外耳炎など)、鼓膜の問題(鼓膜穿孔、中耳炎など)、耳小骨の問題(奇形、欠損、中耳炎、耳硬化症など)などがあります。

 

ハリ弟子のかかった真珠腫性中耳炎も伝音性難聴です。

 

原因により治りやすいものもありますが、慢性の中耳炎や耳小骨の問題、耳硬化症など手術をしても聴力の回復まで至らないケースもあります。

感音性難聴

内耳の問題で生じたものを感音性難聴と言います。

 

内耳の役割は、リンパ液に伝えられた振動を神経が感じ取って、脳に伝えることです。

 

感音性難聴には、突発性難聴、騒音性難聴、音響外傷、メニエール病、加齢による難聴などがあります。

 

解熱消炎鎮痛薬のアスピリン(サリチル酸剤)やループ利尿薬は、服用すると一時的に感音性難聴を生じることが知られており、音楽家の場合は特に注意が必要です。

 

また、医師によっては、内耳より先の蝸牛神経の問題(聴神経腫瘍)や脳の聴覚野の問題(脳梗塞、脳出血、脳腫瘍など)も含めて感音性難聴とすることもあります。

 

難聴には他に、伝音性と感音性両方の問題による混合性難聴や、心因性や肩こり、顎関節症などにより生じる機能性難聴もあります。

 

いずれの場合も、早めに治療しないと症状が固定化して治りにくくなりますので、異常を感じたらすぐに病院を受診した方が良いです。

 

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

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