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突発性難聴に鍼灸ができること

" 耳鳴り・難聴 "

2018年1月16日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

昨日は、突発性難聴は発症後すぐの治療が大切である理由、そして、その治療法は西洋医学でも東洋医学でも内耳の血行改善が基本であることを説明しました。

 

では、鍼灸にはなにができるのでしょうか?

 

鍼灸は、ツボを使って血行を改善することがもともと得意です。

 

突発性難聴になる方の多くに共通して見られるのは、首の横の強固な張りです。

 

首の横には椎骨(ついこつ)動脈という血管が通っており、くしくもこれは内耳につながっています。

 

そのため、治療に当たって第一義的に必要になるのは、首の横の張りをゆるめて内耳への血流を回復することです。

 

 

しかし、首の横をゆるめようにもそこだけに鍼をしてもダメです。

 

なぜなら、首の横が張ってしまうような原因が他にあるからです。

 

例えば、顎関節にこわばりがあったり、背中や肩に強固なコリがあったり、眼精疲労があったりします。

 

さらに、それらすべてが実は足の動きのある癖に関係していたりします。

 

そのため、アプローチすべきポイントは首の横から離れて全身に及びます。

 

鍼灸師は、患者さんの動作を観察し体のコリを探りながら、丹念に効果的なツボを探し当てて首の横の張りを取っていきます。

 

また鍼灸は、筋肉や筋膜のテンションを調整したり、むくみを解消したりすることも得意です。

 

内耳は、側頭骨という骨の中にあります。

 

狭いスペースに閉じ込められているので、リンパなど体液を排出する流れも良くしてあげないと、血行だけ良くしたら流れがつまってしまいます。

 

そのようなことも、ツボを使って筋膜のテンションを適切にすることですっと流してあげられます。

 

流すと次のものが入りやすくなるので、またさらに血流が良くなるといった具合に、良い方向への相乗効果が期待できます。

 

この場合も、使うツボは全身から効果的なものを選びます。

 

鍼灸では、このようにして突発性難聴にアプローチしていきます。

 

いずれにしても、早期の病院受診が大切であることに変わりありませんし、まずは経済的負担の少ない保険医療で治すのが本道です(鍼灸は多くが自由診療なので料金がどうしても高くなります)。

 

しかし、それではなかなか効果が感じられない場合には、比較的早いうちに(発症後1~3か月以内くらい)、鍼灸の可能性も試していただきたいと思っています。

 

このところ数回にわたり、難聴について書いてきました。

 

ひとまずここで筆を置いて、いずれ疾患情報のページに情報をまとめていこうと考えています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師。

 

カテゴリー: 耳鳴り・難聴. タグ: , , , , .
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