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bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

特別展「人体」に行ってきました

" 雑記 "

2018年4月6日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

甥っ子をつれてかみさんと一緒に東京、上野の特別展「人体」に行って来ました。

 

平日の昼間でしたが、春休みの子供連れが大勢いて大人気!

 

チケット売り場は長蛇の列でした。

 

幸い、我々はネットで事前にチケットを買っていたのですんなりと入館できましたが、チケットは事前に買っておいた方が良さそうです。

 

前半は、ギリシャ、ローマ時代からの医学史のおさらい的展示で、ガレノスからヴェサリウス、ダ・ヴィンチ、レーウェンフックの顕微鏡などが見られました。

 

ところどころで実際のご遺体の標本もあってかなり本格的です。

 

後半は、電子顕微鏡によるミクロ解剖に着色した実に美しい映像の数々、そしてネットワークとしての人体でした。

 

カメラOKな展示もあったので、思わずパシャリ。

 

これは内耳の外有毛細胞だそうです。

 

きれいに規則正しく並んでいます。

 

これがやられると聴力に影響が出るのだな、、と凝視してしまいました。

 

肺の免疫細胞

ぽつねんとした感じが何とも、、

 

気管支の線毛細胞

色が違っていたら、もののけ姫の祟り神みたいです。

 

肺胞

どうやったらこんなきれいな切片ができるのやら、、

 

リンパ球

SUUMOみたいですね。

 

脾臓のマクロファージ

SUUMOがリンパ球だとしたら、赤いのがマクロファージでしょうか。

 

最後にネットワークとしての人体。

 

これまた展示が美しい、、

 

展示中では「メッセージ物質」と説明していましたが、レニンとかエリスロポエチンとか、教科書的にはホルモンなどの名前で教えられているかと思います。

 

これをあえて「メッセージ物質」と捉え直しているのは、人体の各臓器がお互いにいろいろな物質を出してコミュニケーションを取り合っているという見方を提示しているのでしょうか。

 

物質そのものについてはそんなに新しい発見はないのですが、捉え直しが新しいのだと思います。

 

こうした捉え直しで、これまで何をしているのか分からなかった何万種類とも言われる血中タンパク質の役割が解明されていくと面白いです。

 

何より、展示が美しく分かりやすいし、電顕の映像は必見です。

 

甥っ子も楽しくがっつりとはまっていました。

 

おすすめです!

この記事を書いた人

2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。

2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。

はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師

 

カテゴリー: 雑記.
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