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サラ・バーカーのレッスン

" 東洋医学, アレクサンダー・テクニーク "

2016年12月29日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

プロフィールにも書いていますが、ハリ弟子はBodyChanceというところでアレクサンダー・テクニーク(AT)を学んでいます。2013年4月からなのでもう4年近くなります。

 

BodyChanceでは年に何度かAT歴うん十年の海外の先生が教えに来てくれます。この11月から12月にかけて、アメリカからサラ・バーカーが来てくれました。レッスンを受けてから間があいてしまいましたが、サラが教えてくれたことを忘れないようにここに書いておこうと思います。

 

ネック・フリー(首が自由で)
頭が前へ上へ
背中(胸腰移行部から腰椎にかけて)が後ろへ
そうすると脊椎の前側を下から上がってくる力が起こる

だいたいこんなようなことを繰り返し言っていました。

 

「ネック・フリー」と「頭が前へ上へ」はATの人であればだれでも耳にタコができるほど聞かされる基本のキというやつです(といってもその具体の中身が先生によって微妙に違っていたりして、なかなか奥が深いのが基本のキというやつです)。

 

「背中が後ろへ」というのは、胸腰移行部(第12胸椎~第1腰椎)の関節が背中でもっとも動かしやすく、そこだけで曲げてしまうことが多いためだとか。確かに12個の胸椎と5つの腰椎をそれぞれ別のかたまりのように固めて、胸腰移行部だけで動かしてしまうことは多いように思います。

 

姿勢を良くしようと気をつけをするときにけっこう多くの人がやってしまうのがこのパターンだし、姿勢を良くしているはずなのに腰痛になりやすいのもまたこのパターンと言えると思います。「背中が後ろへ」と考えると、椎骨1つ1つにかかる負担が分散されて脊椎の反りすぎを防ぐことにつながるのでしょう。

 

今回、個人的に一番興味深かったのは「脊椎の前側を下から上がってくる力」でした。アナトミートレインの考え方も借用して、「ネック・フリー」、「頭が前へ上へ」、「背中が後ろへ」をすると、ディープ・フロント・ラインが働いて、脊椎動物に備わる抗重力作用がオンになりやすい、というような説明でした。ただし、体幹の深いところの作用なので感覚的に捉えようとしても難しい、とも。

 

そんなもん感じられるかいなと思いますが、なにしろ40年以上にわたってこれを追求してきた人の言うことです。「脊椎の前側を下から上がってくる力」はサラにとってはほとんど事実に等しいと思われます。

 

東洋医学の経絡では、いわゆる正経十二経におさまりきらない存在として奇経という経脈が想定されています。その1つに衝脈(しょうみゃく)がありますが、気功の流派の中には衝脈の流れを体の中心で下腹部から頭頂に向かうものとする考え方があるそうです。気功のある流派の考え方なので、鍼灸師が学校で習うものと違うことも多く、あまり一般的ではないかも知れません。

 

しかし、自分の体を動かして鍛錬を積む中でそうと知覚されてきたことでもあるので(それを言ったら正経十二経だって知覚できないですが)、ちょっと頭の片すみにおいて考え続けていくのも良いかと、サラと気功の奇妙な一致に思ったのでした。

この記事を書いた人

2016年、東京練馬区の江古田にてbodytune鍼灸マッサージ院を開業。

鍼灸師、マッサージ師。アレクサンダー・テクニーク教師(仮免実習中)。

 

カテゴリー: 東洋医学, アレクサンダー・テクニーク.
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